朝日新聞記事2026年10月2日 6時00分有料記事今村建二原告の男性を水俣病と認める判決で「勝訴」の旗を出す支援者たち=2026年10月1日午後1時20分、大阪市北区、今村建二撮影 水俣病患者としての認定申請を棄却したのは不当だとして、大阪市の男性(74)が患者認定を熊本県に義務づけるよう求めた訴訟の判決が1日、大阪地裁であった。徳地淳裁判長は男性を水俣病と認め、県による棄却処分を取り消す判決を言い渡した。 原告の男性は、熊本県水俣市と不知火海を挟んで対岸の熊本県天草市出身。判決は、男性は生まれたときから、原因企業のチッソが排水を止める1968年ごろまで、天草で魚介類を中心とした食生活をしていたとして、水俣病を発症するのに十分なだけのメチル水銀に汚染されていると認定した。 その上で、手足の感覚障害や視野狭窄(きょうさく)、うまく話せない構音障害といった男性の症状は、「水俣病の発症時期に関する知見と矛盾しない」と指摘し、他の疾患が原因だとする県の主張を退けた。きょうだいで分かれた判断 男性は10代半ばで大阪に移…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人今村建二水俣支局長|水俣病・環境担当専門・関心分野地方政治、環境関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月2日 (金)「ゾンビたばこ」問題が波及売り手市場、変わる「内定」福島以外の除染土処分進まず10月1日 (木)ニデック 純損失5646億円「声の権利」認める判決「核のごみ」調査を受け入れ9月30日 (水)富山市が人口水増しかiPS細胞の心筋シート実用化東大総長に藤垣裕子氏 女性初9月29日 (火)大規模修繕の談合、排除命令脚本家の倉本聰さん死去 91歳東山紀之氏、社長退任を発表トップニューストップページへニデックの損失、累計1兆円超 突然の社長交代は事実上の解任だった21:18「血管、破裂しそう」 米国の死刑執行で異例の失敗、救命治療受ける5:56刺されながら緊急着陸「誇りに思う」 祖国の首相も称えた機長の素顔19:29フライドバイが協定違反か、ネタニヤフ首相が「抜け穴」指摘4:24東海汽船に大型船など3隻の使用停止処分へ 飲酒勤務問題受け国交省5:00「技術大国」は過去の栄光なのか 日本式イノベーションの強みと課題5:00