「ひねくれ者」の覚悟と信条とは 作家・小川哲さんに聞く人生論

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インタビュー毎日新聞 2026/7/26 07:00(最終更新 7/26 07:00) 有料記事 2880文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷作家の小川哲さん=東京都千代田区で2026年7月3日、小林努撮影 作家の小川哲(さとし)さん(39)が著したエッセー「斜め45度の処世術」を読んで、思わず書き留めた一節がある。<人間関係で僕が気をつけているのは、「相手のことを嫌いにならない」という一点だけだ>。他人が自分を好きか、嫌いかはコントロールできない。ならば自分の感情に気をつけよう、とつづる。 「ひねくれ者」を自認する小川さん。この本には、どこか一歩引いたスタンスで物事を見るようなエピソードが随所に盛り込まれる。その半面、行間からにじみ出る人生哲学が心にしみる。一度会ってみたいと思った。悩まない、考え込まない 183センチの長身に思わず見上げたが、物腰は穏やかだ。「雑談が苦手」と著書にあったが、とっつきにくい雰囲気はゼロだ。 早速「相手を嫌いにならない」ことに水を向けると「言語化したのはエッセーを書いてからですが、20代の頃からうっすらと思っていました」。嫌われないようにするのは無理なので、苦手な人がいたらこれ以上嫌いにならないように、極力会わないそうだ。 そして「自分でどうにかできることと、自分ではどうにもできないことを切り分けて生きてきた気がします。結果には運もあるので、そこにフォーカスせず、プロセスに集中する。何かを努力する上で重要な考え方かなと思います」 小学1年から大学時代まで続けたサッカー、受験勉強、趣味のマージャンなどを通じて培ってきた考え方だという。 「勉強はできなかった時期はないと思います。好きではないですが、得意ではありましたね」。東京大の理科1類に合格し、入学後に文系に転向。大学院では人工知能(AI)の父と呼ばれる英国の数学者、アラン・チューリングを人文学的視点で研究した。 社会へ出るに際し、満員電車で通勤し、付き合う相手を選べない会社員の仕事はストレスだろうと考えた。「やりたくないことはやらずに済む人生」を思い描き、2015年のデビュー作でハヤカワSFコンテストの大賞を受賞。23年には歴史空想小説「地図と拳」で直木賞を受賞した。 問題を一文字も聞かずにクイズに正解できる謎を描いた「君のクイズ」が今年映画化されるなど、いま乗りに乗っている人気作家だ。 「小説家としてデビューしてから、自分の人生に満足していますね。書くことも楽しいし、仕事自体も楽しい」。爽やかに語るが、作品が話題になれば賛否両論が耳に入る。 「小説家の仕事って…この記事は有料記事です。残り1892文字(全文2880文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>