インタビュー 井上知大毎日新聞 2026/7/26 08:00(最終更新 7/26 08:00) 有料記事 2650文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷歌手の坂本美雨さん=東京都渋谷区で2026年6月1日、平川義之撮影 「一時期、歌いたい気持ちがなくなってしまい、歌詞も書けなくなってしまいました」 音楽家の娘として生まれ、自らも歌手として約30年間歩み続けてきた坂本美雨さんが打ち明けた。 歌う意味を見失った理由は、2023年10月から続くパレスチナ自治区ガザ地区の戦禍だった。それでも、音楽家として 惨状を知った坂本さんはインターネットを通じてガザ地区の人々と交流し、人道支援のオークションを立ち上げるなど支援活動にも取り組んだ。 日本から遠く離れていても、ガザで起きていることは自身と切り離せない問題だと感じるようになった。 「虐殺が世界で起きているのに、アーティストが、世界の楽しいことや美しいことだけを歌うわけにいかない」 気分が沈み、音楽活動に積極的になれない日々もあった。 しかし、気持ちは変化していった。 「(私の歌が)ガザの人々の安らぎになれるとは思わない。でも私は音楽家だから、音楽でできることをやりたい」 6月に発表した新アルバム「Something True」を制作するにあたり、自らに問い続けた。 「ガザの人たちに聴かせても恥ずかしくない作品になっているか」 アルバムには、イスラエルの空爆で命を落としたガザの大学教授で詩人のリファート・アラリールさんの詩に曲をつけた「If I must die」が収録された。 詩は現在、多くの言語に訳されて世界中で読まれている。 「パレスチナ人一人一人の人生を語り継ぎ、それを希望としてほしいという彼の思いに心打たれ、曲にしました。ずっと歌っていきたいです」森山直太朗さんとのコラボ アルバムには、戦争や社会への視線だけではなく、日々の暮らしや人と人とのつながりで感じる温かな幸せも流れている。 象徴的なのが長年の友人でシンガー・ソングライター、森山直太朗さんとの共作群だ。 坂本さんはソングライターとして森山さんを尊敬しており、「自分が歌う曲を直太朗に書いてほしい」と考えていた。 収録曲「美しい雨」は、そんな希望が実現した作品だ。 2年ほど前、正式に書き下ろしを依頼すると、森山さんから意外な返事が返ってきた。 「もうあるよ。美雨ちゃんが歌ったら似合うと思う」 スマートフォンで送られてきた、デモ音源を聴いた時の感覚を坂本さんはよく覚えている。 「私が自分で作ったのかなと思うぐらい、すぐに自然と口ずさめたんです」 伴奏はアコースティックギターのみ。雨の日に物思いにふけるような情景が浮かぶスローナンバーだ。 自身の名前が付けられたタイトルに気恥ずかしさ…この記事は有料記事です。残り1598文字(全文2650文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>