朝日新聞記事視点・解説2026年7月28日 6時00分有料記事松本江里加再審請求の新証拠となったシャツ。宮田浩喜さんが「燃やした」と供述した左袖部分は、熊本地検に保存されていた=弁護団提供 検察は証拠を「握りつぶした」……。 1985年に熊本県内で男性が刺殺された「松橋(まつばせ)事件」をめぐり、2019年に再審無罪が確定した故・宮田浩喜さんが、当時の捜査や検察の対応は違法だったとして、国と県に約2380万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、福岡高裁であった。 岡田健裁判長は、一審・熊本地裁判決を一部取り消し、県警の捜査と、検察の公判対応の双方について「違法」と判断。国と県に、宮田さんの遺族に対して約2380万円を支払うよう命じた。 判決の中で岡田裁判長は、被告が有罪であることに疑いを生じさせる証拠があったのに、その存在を明らかにしなかった検察官に「失望を禁じ得ない」などと指摘し、厳しい言葉で検察の対応を批判した。 焼却されたはずのシャツ片 事件は85年1月に熊本県松橋町(現・宇城市)で発生。死亡した男性の知人だった宮田さんは逮捕前の取り調べで刺したと「自白」した。逮捕後には「シャツの布を凶器の小刀に巻き付け、犯行後に燃やした」とも供述した。 しかし実際には、供述の通り…この記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方、子どもの権利、福祉など関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行7月26日 (日)やまゆり園事件から10年寝る前のスマホ 睡眠短い傾向夏山での遭難、過去最多7月25日 (土)副首都法が2票差で成立トランプ政権が新関税を発動今年のウナギは「お買い得」トップニューストップページへ食料品の消費税1%、政府・与党方針固める 30日にも高市首相指示21:05独自臓器移植あっせん事件、別の患者からも対価か 元NPO理事再逮捕へ5:00東野圭吾さん68歳で死去 綾瀬はるかさん、阿部寛さんら悼む声21:00東野さん作品、中国でもベストセラー 「高校で回し読み」追悼の声6:0090歳「自宅無事なら」 22万人避難、おさまらぬフランス森林火災5:41ティール氏らテック右派の危うさとは 合理性を追求し民主主義を否定5:00