裁判Plus 司法のリアル:最後は警察に囲まれて 「普通の主婦」がはまり込んだSNSの沼

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裁判Plus 司法のリアル毎日新聞 2026/7/22 07:00(最終更新 7/22 07:00) 有料記事 2571文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大阪拘置所に勾留されていた時に女性が書いた日記。「信用しすぎた私がバカでおろかだった」と記されていた=大阪市で2026年6月30日午後4時15分、岩崎歩撮影 大阪市都島区、大阪拘置所。長い髪を後ろに束ねた女性は面会室に入るや、アクリル板越しに深々と頭を下げた。 年齢は66歳。記者には、同年代である母親の姿が重なった。 「なんでこんなのにだまされるんだって思いますよね。自分でも本当にバカだなとあきれます」 数カ月前まで「どこにでもいる主婦」だった女性は、あれよあれよという間に「犯罪者」に転落した。 おそらく女性なりのけじめだったのだろう。事件の一部始終を、とつとつと語り始めた。 <主な内容> ・米俳優?「ジョン」現る ・秘密の共有 縮まった距離 ・弁護士?「レイモンド」も登場 ・記者の問いに、主婦は人生を変えたメッセージ 2025年6月のことだ。 女性の人生を変えることになる一通のメッセージがインスタグラムに届いた。 相手と面識はない。しかし、女性はそれが誰なのか、心当たりがあった。 女性によると、差出人は「ジョン」を名乗った。 ジョンはモデルから転身した米国の実在する俳優で、近年人気が高まっているスマートフォン向けのショートドラマで活躍している。 精悍(せいかん)な顔つき、高身長で鍛え上げられた肉体、オーラのある振る舞い。「20代の頃に付き合っていた恋人と雰囲気が似ていた」という。 女性にとって、いわゆる「推し」。その米俳優のインスタをフォローし、頻繁に投稿していた。 届いたメッセージは「いつも応援してくれてありがとう。どのくらい私のファンですか」と日本語で書かれていた。 ファンと一対一でやりとりしたいが、マネジメント会社に禁止されている。そこで、「裏アカウント(裏アカ)」からメッセージを送った――というのが「ジョン」の説明だった。 「まさか」とは思った。ただ、ジョンの公式インスタが、差出人のアカウントをフォローしているのを確認し、「やっぱり本人かも」と心が躍った。「淡々と家事」に嫌気 やりとりは毎日続いた。多い日は10通以上。翻訳機能を使い、互いが抱えている秘密を打ち明け合った。 女性は関東圏在住で、夫と子どもの5人家族。フルタイムで定年まで働き、家で過ごす時間が増えていた。家族仲が特別悪かったわけではない。ただ、会話はほとんどなく、淡々と家事をこなす日々を送っていた。 「さみしさがあった。孤独だったんです」 そんな「心の隙間(すきま)」を埋めてくれたのが「ジョン」だった。 料理の写真を送ると「おいしそう」と反応があった。「消えてしまいたい」と弱音をこぼせば「僕が救ってあげる」と優しい言葉をかけられた。 「ジョン」の「身の上話」も迫真性に富んでいた。ある時は交通事故で両親を亡くしたと語り、またある時はマネジメント会社との関係を「奴隷契約」であると嘆いてみせた。 やりとりは裏アカから、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」へ移行した。距離が縮まっていく感覚だったが、現実的には心をからめ捕られていた。 しばらくして2人の関係に変化が起こる。きっかけは、「ジョン」の提案だった。1カ月で100回超の送金 …この記事は有料記事です。残り1327文字(全文2571文字)【前の記事】自宅浴槽で長男殺害 母親が裁判で語った「産後うつ」の極限心理関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>