2026年7月28日 10時00分有料記事吉田伸八詐欺対策のアプリには「警察庁推奨」と記されている=2026年3月4日午後7時49分、板倉大地撮影 政府は、深刻化する特殊詐欺の被害拡大を防ぐための緊急対策をまとめ、28日の犯罪対策閣僚会議で決定した。 被害者の携帯電話にかかってくるうその電話をAI(人工知能)で分析して被害を防ぐ機能の開発を進めることなどを盛り込んだ。犯罪グループが使う匿名性の高いアプリの通信内容を捜査当局が迅速に把握する手法の導入にむけ、新たな法制度の整備も検討していくという。 AIを使う手法では、被害者のスマートフォンなどにかかってくる電話や送られてくるメッセージの文言などを分析し、詐欺かどうかを判断する。AIの分析の結果、詐欺の疑いが強いと分かれば、例えば電話から数時間以内に被害者側に知らせるといった仕組みを想定している。 こうした機能の検討や開発を政府が事業者に促し、必要な支援もしながら導入を進めるという。 詐欺グループはメンバー同士のやりとりにテレグラム、シグナルといった匿名性の高い通信アプリを使う。捜査当局側が、実行役と指示役との連絡の内容をつかむのが容易でなく、捜査上の一つの壁となっている。通信の把握へ、法制度検討も このため、グループが使うスマホなどの端末から、匿名性の高いアプリを通じた通信の内容を迅速に把握し、被害防止につなげる手法が必要と判断。導入にむけて新たな法制度のあり方などを検討する。 また、被害金の追跡や凍結を…この記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行7月26日 (日)やまゆり園事件から10年寝る前のスマホ 睡眠短い傾向夏山での遭難、過去最多7月25日 (土)副首都法が2票差で成立トランプ政権が新関税を発動今年のウナギは「お買い得」トップニューストップページへ東野圭吾さん68歳で死去 綾瀬はるかさん、阿部寛さんら悼む声21:00福岡県職員、自民に他会派の質問案を「横流し」 質問の文案作成も5:00フジテレビドラマ巡る問題、拡大の背景は 識者「フジに大きな責任」6:00革手袋が守った手、残る後遺症 ガバメントハンター「非常勤」を問う10:00不遇なのに、ケアされてない自分たち 「曖昧な弱者」という問題提起10:00病室での「入学式」直後に娘は亡くなった 「病気に勝つ」父は米国へ5:00