ストーカー加害者にGPS装着、被害者への接近を通知 政府が検討

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2026年7月28日 9時57分有料記事編集委員・吉田伸八 ストーカー被害の深刻化をふまえ、政府は、ストーカーの加害者に全地球測位システム(GPS)端末を装着し、被害者に接近したことを知らせる仕組みの導入を検討する。ストーカー規制法の改正も視野に、制度づくりにむけた作業を進める。 加害者に治療やカウンセリングの受診を義務づける制度の導入も検討する。 政府は28日、被害拡大防止のための緊急対策を犯罪対策閣僚会議で決定。これらの措置を明記した。ただ、特にGPS端末の装着では、加害者の人権に配慮した制度にする必要があり、課題は多い。 今回の検討は、今年3月に東京・池袋の商業施設サンシャインシティ内の店舗「ポケモンセンターメガトウキョー」でアルバイト店員の女性が刺され死亡した事件が直接のきっかけとなった。 女性の元交際相手だった男は警視庁にストーカー規制法違反容疑などで逮捕され、接近などを禁じる禁止命令も受けていた。男は略式起訴されて釈放された。刺傷事件があった商業施設の周辺は救急車や捜査車両で騒然としていた=2026年3月26日午後8時44分、東京都豊島区、関田航撮影 警視庁は釈放に備えて女性を親族宅に避難をさせ、女性に連絡を重ねていた。医療機関での治療やカウンセリングなども男に勧めたが、断られた。政府関係者は「今の制度では限界があり、被害者の安心は確保できない」と説明する。位置情報、警察も把握? 緊急対策では、この事件を念頭に、「検挙や禁止命令などを顧みず、加害者が大胆な犯行に及ぶこともある」と指摘し、「こうした重大事件を防止するため、被害者が危険性の高い加害者の接近を把握し、接触を回避できるようにすることで、被害者保護の強化が求められている」とした。 被害者も機器を持ち、加害者が一定の範囲に近づいた際に、被害者にメッセージを送るなどして通知し、対応を取れるようにする仕組みが想定される。 制度導入にむけ検討すべき内…この記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行7月26日 (日)やまゆり園事件から10年寝る前のスマホ 睡眠短い傾向夏山での遭難、過去最多7月25日 (土)副首都法が2票差で成立トランプ政権が新関税を発動今年のウナギは「お買い得」トップニューストップページへ東野圭吾さん68歳で死去 綾瀬はるかさん、阿部寛さんら悼む声21:00福岡県職員、自民に他会派の質問案を「横流し」 質問の文案作成も5:00フジテレビドラマ巡る問題、拡大の背景は 識者「フジに大きな責任」6:00革手袋が守った手、残る後遺症 ガバメントハンター「非常勤」を問う10:00不遇なのに、ケアされてない自分たち 「曖昧な弱者」という問題提起10:00病室での「入学式」直後に娘は亡くなった 「病気に勝つ」父は米国へ5:00