毎日新聞 2026/7/27 08:45(最終更新 7/27 08:45) 850文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大きな和紙を用いて絶滅種や絶滅危惧種の動物たちを描き出した、長谷川隆子さんの切り絵作品「刻の方舟」(部分)=高松市塩江町安原上の市塩江美術館で2026年7月19日、森田真潮撮影写真一覧 ニホンオオカミ、バク、サイ、パンダ……。薄暗い展示室につり下げられた和紙が大きな1枚の切り絵となり、さまざまな動物たちが連なって部屋の奥へと歩いていく姿を表している。高さ2・5メートル、幅11メートルの伊予和紙から細やかに切り出されているのは、絶滅種や絶滅危惧種の動物たちだ。1頭だけ描かれているのは既に絶滅した種、2頭描かれているのは絶滅の危機にある動物たちだという。 高松市塩江美術館(同市塩江町安原上)で開催中の個展「刻(とき)の方舟(はこぶね)」に切り絵作家、長谷川隆子さん(44)=香川県観音寺市=が出品している同名の作品。タイトルは、大きな船にさまざまな動物たちをつがいで乗せて大洪水を逃れたという旧約聖書の「ノアの方舟」の物語に由来する。Advertisement切り絵作家、長谷川隆子さんの「刻の方舟」展。会場の壁には、複数の照明によって切り絵の一部がクローズアップされ、白黒反転した影が映し出されている=高松市塩江町安原上の市塩江美術館で2026年7月19日、森田真潮撮影写真一覧 展示室は天井が高く、切り絵には表裏両側の床から照明が当てられている。入り組んだ一枚絵から一部の動物がクローズアップされて、白黒反転した大きな影として観客の前後の壁に映し出される。展示空間で観客は、かすかに揺れる切り絵と影絵との組み合わせを体験することになる。 長谷川さんは愛媛県川之江市(現四国中央市)出身。京都市立芸大大学院などで絵画や彫刻を学んだ後、10年ほど前から切り絵制作に取り組み、2026年4月からは毎日新聞香川面の文芸投稿欄にカット写真を提供している。25年に、愛媛県立とべ動物園(同県砥部町)の旧インドゾウ舎で作品を展示した際に、園でつがいになる動物がいる一方で、1頭のみで生涯を終える動物もいることを知り、動物を取り巻く現実や人間の欲望や環境破壊との関係などを考えるきっかけになったという。長谷川隆子さんの切り絵作品「刻の方舟」。展示室の壁には、複数の照明による影が映し出されている=高松市塩江町安原上の市塩江美術館で2026年7月19日、森田真潮撮影写真一覧 「動物たちを脅かしているものは何なのか、私たちはどのような世界をつくってきたのか。そうした問いが、作品を通して鑑賞者一人一人の中に返っていくことを願っています」という今回展では、とべ動物園で展示した切り絵作品も再構成して展示している。 8月2日まで。入場一般300円、大学生150円。同美術館(087・893・1800)。【森田真潮】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>