警視庁のミナガワ「玄関前に現金2億円置け」 計4.4億円詐欺被害

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朝日新聞記事2026年7月28日 13時30分黒田陸離「ニセ警察詐欺」の多発を受け、大阪府警が啓発用に作成したイメージ画像=大阪府警提供 大阪府内の無職の70代女性が、警察官などをかたる人物らから現金など計約4億4300万円をだまし取られた。 府警が28日、明らかにした。 「ニセ警察詐欺」事件では府内で過去最多の被害額だという。 特殊詐欺捜査課によると、経緯はこうだ。 1月15日、女性宅の固定電話に、郵便局員をかたる男から電話がかかってきた。 「あなたの荷物を調べたら、中からキャッシュカードが出てきた」 その後、電話が転送され、今度は「警視庁のミナガワ」を名乗る男が電話口に出た。 「捜査中の人物があなたに不正なお金を渡したと言っている。疑いを晴らすために、あなたの資産をすべて確認する必要がある」 女性は、SNSのビデオ通話などで指示されるがまま、銀行に向かった。 「終活のための資産整理です」 女性はミナガワから言われたとおりに窓口で説明し、複数の口座の預金を一つにまとめる手続きをした。 当時の預金計約1億2900万円は暗号資産に変えさせられた。 その後、複数回にわたり、指定された送金先へ送った。 「あなたの身に危険が迫っている」 再び、ミナガワからSNSで指示があり、指定された府内のホテルに移動するように仕向けられた。 最初のやり取りから約1カ月後の2月14日。 「あなたの家に家宅捜索が入る。家に現金があるとあなたは逮捕される。家宅捜索が入る前にこちらで回収して調べるので、自宅前に現金を置くように」 こう指示され、女性は普段から自宅に置いていた現金約2億円をリュックサックに入れて玄関の前に置いた。 その後も5月まで、「回収した2億円に不審なお金があった。脱税の疑いがあり、お金をきれいにするため資金が必要」などと指示は続いた。 女性は、さらに5回にわたって現金を振り込んだり、自宅前に置いたりした。 7月15日になって、女性の話を聞いた弁護士が被害に気づき、22日に府警が被害届を受理したという。 府警は「警察が資産を調査すると言ったり、捜査についてSNSで連絡を取ったりすることはない」と注意を呼びかけている。この記事を書いた人黒田陸離大阪社会部|府警担当専門・関心分野地方取材、スポーツ、平和、人権関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行7月26日 (日)やまゆり園事件から10年寝る前のスマホ 睡眠短い傾向夏山での遭難、過去最多7月25日 (土)副首都法が2票差で成立トランプ政権が新関税を発動今年のウナギは「お買い得」トップニューストップページへ元徳島商、中日の投手・板東英二さんが死去 タレントとしても活躍13:49トランプ氏「イランと友好的交渉」 2週間の攻撃やめても手詰まり感11:30福岡県職員、自民に他会派の質問案を「横流し」 質問の文案作成も5:00フジテレビドラマ巡る問題、拡大の背景は 識者「フジに大きな責任」6:008月から従来の健康保険証使えません マイナ保険証か資格確認書必要13:00銃弾4発浴びたクマが反撃 「骨砕ける音が」生還した69歳の5分間10:00