インタビュー2026年7月25日 9時00分有料記事聞き手・田中聡子 足立朋子ドキュメンタリー映画監督の坂上香さん(左)、日本福祉大准教授の藤井渉さん(中央)、自立生活センター「リングリング」スタッフの石地かおるさん 重い障害がある人を標的にした大量殺人は、社会に巣くう差別意識をあらわにした。19人の命が奪われた神奈川県相模原市の津久井やまゆり園事件から26日で10年。あの日のことを教訓に、この社会は変われただろうか。障害がある当事者、受刑者らと向き合ってきたドキュメンタリー映画監督、社会福祉学研究者。3氏に聞いた。記事のポイント(1)石地かおるさん・脊髄性筋萎縮症のため24時間介助で暮らす・「広がる排除 あらゆる人に」(2)坂上香さん・受刑者の再生を追う映像作家・「自他の傷 対話で気づいて」(3)藤井渉さん・優生思想を研究・歴史に学ぶ「色眼鏡」という気づき「事件は健常者と障害者の大きな隔たりをあらわにした」 あれだけのことが起きたのに、なぜ「社会をよくしていこう」という方に向かわなかったのでしょうか。事件から10年。むしろ排除の対象が広がり、社会はますます悪くなっていると感じています。 幼い頃から、親や親類から「あなたを殺して私も死のうと思った」とか、「障害があるとわかってショックだった」とか、自分の存在が歓迎されなかった話をさんざん聞かされてきました。だから小学校に入る前には、「障害者はお荷物だ」というまなざしが世の中にあることに気付いていました。やまゆり園事件が起きたときも、「特異な犯行」ではなく、多くの人が心の中に持っているものを一人の人間が実行に移したんだと感じました。 事件後は、外出するのもため…この記事を書いた人足立朋子横浜総局専門・関心分野保育・教育 労働、子どもの権利関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月25日 (土)副首都法が2票差で成立トランプ政権が新関税を発動今年のウナギは「お買い得」7月24日 (金)セブンとPayPay、ID統合検討能登 初の復興住宅完成森保監督の後任に大岩剛氏7月23日 (木)高市首相が陳述書提出山田五郎さん死去 67歳コロナ死者2万1千人超7月22日 (水)積極財政へ「新しい投資枠」高速度や飲酒運転に数値基準1都3県 平均価格「億ション」トップニューストップページへ高市首相の「決める政治」は、取り繕いの政治 論説主幹・佐藤武嗣5:00外国人の永住許可、「厚生年金30年水準」要求 入管庁が厳格化案23:15独自台船の女性遺体、60代夫も遺体で発見 高所から転落か、近くに車5:00トランプ氏の新関税、米企業2社が政権を提訴 差し止めと返還求め7:16性加害疑惑のICC検察官を解任、代理人「あらゆる法的手段で争う」8:20落ちた冷麺を出した店が許せない AIに訴状書かせ企業を訴えてみた6:00