教育のいま:大学入試がまるでガクチカ? 広がる年内入試と絡み合う思惑

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教育のいま深掘り 竹内麻子毎日新聞 2026/7/25 07:00(最終更新 7/25 07:00) 有料記事 2980文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷入試の実施要項を検討してきた高校・大学の関係者でつくる「大学入学者選抜協議会」は5月、「実質的な『一般選抜の前倒し』であり許されるものではない」とするメッセージを発表した=2026年6月30日午後4時24分、竹内麻子撮影 大学入試が様変わりしている。とりわけ目立っているのが、秋に選考が始まり年末ごろに合否が決まる「年内入試」を導入する動きだ。 年内入試は総合型選抜(旧AO入試)と学校推薦型選抜の総称で、書類や小論文などさまざまな観点から評価する。ただ、学力試験を行う大学の増加に伴い、採点の比重を巡って国、大学、高校の3者で意見の隔たりが生じ、入試のガイドラインが毎年のように変更される事態になっている。変わる入試対策 <産学連携の体験できます><ビジネスアイデアコンテストへ出場します> 高校受験を控えた当時中学3年の娘とともに昨年、複数の私立高校を見学した川崎市の男性(52)は、学校側の説明に驚いた。 大学受験を意識したアピールポイントが、自分自身の高校時代から大きく変化していたからだ。 勉強面よりも、総合型選抜や学校推薦型選抜に有利な経験が積める点を強調していたことに多少の違和感を覚えたものの、取り組み自体は魅力的に映ったという。 「就職活動で問われるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)対策のようだったが、『年内入試に向けてこれだけやりますよ』と言われると親としては心が揺れた」 文部科学省によると、私大の入学者に占める総合型選抜の割合は2020年度は12・1%だったのが、24年度は19・0%に増加。学校推薦型選抜と合わせると私大では入学者の約6割で、国公立含めた大学全体でも約半数を占める。 <関連記事> 「美名に隠れてカオス化」 増加する年内入試、その歴史的経緯は 背景にあるのは少子化だ。 駿台予備学校入試情報室の城田高士室長は「少子化で全国の私大の半数以上は定員割れしている。国公立や有名私大の一般入試が2月に始まる前に、別の方法で学生を確保せざるを得ない状況だ」と分析する。2月以前に「学力試験」 特に近年活発化しているのが、学力試験を伴う年内入試を導入する動きだ。 志望理由を問う小論文などの提出を求めるが、採点では学力試験を重視するのが特徴だ。 「早く合格がほしい」「面接対策をせずに本番前の腕試しとして受けられる」などとして受験生からの人気は高い。大学側にとっては基礎学力のある学生を確保しやすく、両者の思惑が一致して導入が増えている。 もともと、大学の学力試験は2月1日以降が基本とされてきたが、学力重視の年内入試は関西の一部の私大では「公募推薦」として数十年前から慣習として行われ、毎年延べ約20万人が受けるほど定着してきた。 一方、首都圏では24年に東洋大が学力試験のみで合否を決める公募型の学校推薦型選抜を実施。2教科200点満点の試験に2万人弱が志願する人気ぶりで、注目を集めた。学力を見たい大学 東洋大がこうした選抜を導入したきっかけの一つは、従来の年内入試で入学した学生の基礎学力に課題が見られたことだ。 東洋大によると、学力試験を課した年内入試の志願者は一般入試の志願者と比べても英検2級の所持率が高かっ…この記事は有料記事です。残り1762文字(全文2980文字)【次の記事】「美名に隠れてカオス化」 増加する年内入試、その歴史的経緯は【前の記事】学校にAIはどこまで導入すべきか ルールなき現状、現場手探り関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>