強制収容所から世界へ 日系2世女性芸術家ルース・アサワとは

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毎日新聞 2026/7/21 09:00(最終更新 7/21 09:00) 有料記事 2811文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ワイヤ彫刻を編むルース・アサワ。左下に見えるのは、素材の針金を束ねたもの=1956年、Photograph by Imogen Cunningham 日系2世の彼女は10代後半の一時期、米国の強制収容所で過ごした。 戦後、地元カリフォルニアで6人の子を育てつつ美術制作にいそしんだ。米国人でも日本人でもない「世界市民」でありたい、と願いながら。 名はルース・アサワ(1926~2013年)。ワイヤを編み込んだつり下げ型の抽象彫刻で知られる。 女性であり、移民であり、工芸的な作風であったこと。 複数のマイノリティー性を抱えたアサワが国際的な評価を得るのは没後のことだ。 今春、その生涯に迫る評伝本が刊行された。解説を寄せた美術評論家の沢山遼さん(43)は言う。 「アサワは米国社会で負ったハンディキャップを積極的に自分の転機にしてきた。その力は芸術のエネルギーそのものだったのではないか。アサワの人生を通して、芸術の力とは何かを考えずにはいられません」「規格外」に見えた抽象彫刻 評伝のタイトルは『ルース・アサワ 触れるものすべて』(マリリン・チェイスさん著、石井ひろみさん訳、書肆侃侃房(しょしかんかんぼう))。生誕100年の今年、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で回顧展が開かれるなど欧米でアサワ作品の再評価が進む。 一方、日本での知名度は低い。24年度、国立国際美術館(大阪)に作品が収蔵されたものの、国内で鑑賞する機会はほぼないという。 「日本語でアサワを紹介する本が出たことにまず意義がある」と沢山さん。 自身とアサワ作品との出合いは、6年ほど前にさかのぼる。 名前こそ知っていたが、米国滞在中にホイットニー美術館で初めて実見した。天井からつられた球体的なフォルムの連なり。ワイヤを編んだ網目状の構造がくびれと膨らみを繰り返し、内部に別の形状を抱えている。 「なぜこんな特異な形式を発明したのか。なぜ宙づりなのか。なぜワイヤで入れ子構造なのか。全てにおいて…この記事は有料記事です。残り2051文字(全文2811文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>