Windows 11、AI処理でLinuxを圧倒──最新ベンチマークが示す決定的な差

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Phoronixが、Windows 11とLinux(Ubuntu/CachyOS)を比較する最新ベンチマークを公開し、AI処理の分野でWindows 11が大きくリードしていることが明らかになりました。ただし全ての分野でWindows 11が優れているわけではなく一方で、動画エンコードではLinuxが優位に立つなど、用途によって強みが分かれる結果となっています。AI処理ではWindows 11が圧倒的優位今回のテストに使われたのは、高性能ワークステーションRazer Blade 18(約5,400ドル)です。Windows 11とUbuntu、CachyOSを比較したところ、AI処理(LLMのテキスト生成やプロンプト処理)でWindows 11が一貫して高い性能を発揮しました。特にトークン生成速度はWindows 11が大きく上回り、Ubuntuの約3倍に達するケースもあったとのこと。音声認識系のテスト(Mozilla Whisperfile)でも同様にWindowsが優勢で、ローカルAI処理を重視するユーザーにとってWindows 11は非常に有力な選択肢と言えます。AI需要が急速に高まる現在、この分野での優位性はWindows 11にとって大きな武器になりそうです。動画エンコードはLinuxが強い一方、動画関連のベンチマークではLinuxが存在感を示しました。Samsungが開発したAPV(Advanced Professional Video)コーデックのエンコードでは、UbuntuとCachyOSがWindows 11を大きく上回る結果になりました。AV1エンコードでも同様の傾向が見られ、動画制作やエンコード処理を重視するユーザーにはLinuxが魅力的な選択肢ということになります。次世代コーデックであるAV2でもLinuxがリードを保つのか、今後の動向が気になるところです。総合結果は「ほぼ互角」だが、AI分野の差は大きい99種類のテストを総合した幾何平均では、Windows 11とCachyOSがほぼ同等という興味深い結果になっています。ただし、AI処理という、今まさに需要が爆発している領域でWindows 11が圧倒的に強いことを考えると、ユーザーへのアピールという点でWindowsが優位に立っているといえそうです。Linux側もAI分野での最適化が進めば状況は変わる可能性がありますが、現時点ではWindows 11が一歩先を行っている印象です。[via Neowin]