毎日新聞 2026/7/25 14:00(最終更新 7/25 14:00) 有料記事 1551文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷磯田道史さん=大阪市中央区で2019年2月16日、山崎一輝撮影 かつて、各地の王室に存在した「後宮」「奥」「ハレム」。 こうした場に集まり、出産によって王室の「再生産」を担った宮廷女性らを、日本近世・近代史が専門の磯田道史・国際日本文化研究センター教授は「さしずめ現代のキャリア女性」と言い表す。 有史以来、男性よりも記録に残りにくかった女性らの、意外な政治力、すご腕ぶりを活写した神田裕理編『王室・後宮・奥・ハレム 歴史学のなかのジェンダーを考える』(山川出版社)を読んだ磯田教授に書評を寄せてもらった。高かった女性の政治への関与 本書は「宮廷女性」を国際比較した最新の成果だ。世界中のあらゆる時代に世襲王権は存在する。王室のなかに後宮・奥・ハレム等とよばれる女性の集団居住区があり、そこが女官や宦官(かんがん)で管理され、出産による王室の再生産がなされる。 宮廷女性の集団は王の母后と女官と下働きで構成される。宮廷女性の集団が、日本・明代(中国)のみならずモンゴル帝国・オスマン帝国・イングランドで、それぞれ、どのような特質をもっていたかを論じている。 諸外国の例は中世が中心であるが、日本は古代・中世・近世と長いスパンで検討している。 手軽な単行本だが、座談会を入れれば、全体で15章におよぶ研究が詰められているから、すべてを紹介できない。ただ、これを通読すれば、宮廷の中のキャリア女性の国際比較ができる。 現代日本は女性の政治参画で世界ランキングの下位にある。いつの時代もそうであったわけではない。…この記事は有料記事です。残り929文字(全文1551文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>