物価考深掘り 古屋敷尚子毎日新聞 2026/7/27 16:01(最終更新 7/27 16:01) 有料記事 2428文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷日本と韓国の国旗=東京都千代田区で2025年8月24日、武市公孝撮影 円の価値が下がり続けている。 行き過ぎた円安は輸入物価の上昇を招き、食料品などの値上がりに拍車をかけるが、お隣韓国でもウォンが対ドルで歴史的な安値圏にある。 通貨安を引き起こす共通点があるようだ。 「物価考」関連記事 「1週間モヤシ生活」でも投資、将来不安で「NISA貧乏」も「骨太ショック」、日米の金利差……だけではない 21日のニューヨーク外国為替市場で円相場が対ドルで下落し、一時1ドル=163円台に突入。1986年12月以来、約39年7カ月ぶりの安値水準となった。ゴールデンウイーク中に日本政府・日銀が実施した円買い介入の効果がなくなった形だ。 なぜ今、円安が続いているのか。 直接的には米国とイランの攻撃の応酬で中東情勢の更なる悪化が懸念され、「有事のドル買い」が強まったことに加え、「骨太ショック」や日米の金利差が広がっていることが背景にある。 骨太ショックは、政府が6月30日に公表した経済財政運営の指針(骨太の方針)の原案で、日銀の利上げをけん制する内容がにじんでいたことに加え、「財政健全化」の文言もなかったために発生した。 日米の金利差は、金利の低い円を資産で持つよりも、金利の高いドルを持った方がより多くの利息を得られるため、円を売ってドルを買う動きが強まる。 日銀は2024年3月以降4回利上げをしたものの、政策金利は1・0%程度で、米国の3・50~3・75%より極めて低い状況が続く。 ただ、第一ライフ資産運用経済研究所の藤代宏一主席エコノミストは「これだけでは円安が続く説明にはならない」と力説する。お隣・韓国の実態は 円と同様に対ドルで自国通貨の下落に悩むのが韓国だ。 足元のウォンの相場を見ると、対ドルで下落が続き、1ドル=1460ウォン前後で推移している。 日韓の相違点は複数ある。 韓国の財政は日本に比べて良好だ。国際通貨基金(IMF)によると、25年の政府債務残高の対国内総生産(GDP)比は、日本の206%に対し、韓国は52%と大幅に低い。 輸出から輸入を差し引く貿易収支も5年連続で貿易赤字が続く日本とは違い、韓国はコロナ禍を除き貿易黒字が続いている。 人工知能(AI)ブームを背景に半導体やメモリーの輸出が拡大し、6月の貿易黒字は過去最高を更新した。 通常であれば、大幅な貿易黒字はウォン高の要因となるはずだ。 中央銀行に当たる韓国銀行の政策金利を見ても、日本とは異なりコロナ禍後に急速に利上げを実施し…この記事は有料記事です。残り1404文字(全文2428文字)【前の記事】「1週間モヤシ生活」でも投資、将来不安で「NISA貧乏」も関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>