毎日新聞 2026/7/24 11:30(最終更新 7/24 11:30) 1030文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷南鳥島近海の深海底から採取した泥を観察する研究者=2026年2月1日(SIP/海洋研究開発機構提供) 海洋研究開発機構などは24日、今年2月に南鳥島(東京都小笠原村)近海の深海底から採取したレアアース(希土類)を含む泥の分析結果を公表した。 引き揚げた泥の量は約50トンで、ハイテク製品に不可欠で希少価値の高い「中重(ちゅうじゅう)希土類」が、レアアース総量のうち約54%を占めていた。Advertisement 一方で産業化に向けた重要な指標となる泥に含まれるレアアースの濃度は、短期間の採取で不十分なデータだとして、公開しなかった。半導体、LED、磁気メモリー材料に南鳥島沖で採取された泥に含まれるレアアースの内訳 内閣府が主導するプロジェクトチームが、海洋機構の地球深部探査船「ちきゅう」で泥を採取した。 成分分析の結果、中重希土類は、半導体製造装置や発光ダイオード(LED)の材料となる「イットリウム」29・9%▽磁気メモリーなどの材料となる「ガドリニウム」4・9%▽電気自動車や風力発電のモーター用磁石などに使われる「ジスプロシウム」4・6%――が含まれていた。 米地質調査所(USGS)によると、レアアースの世界生産量に占める中国のシェアは約7割だが、中重希土類に限ると100%近い。ジスプロシウムなどは中国の輸出規制の対象にもなり、価格が高騰している。 レアアースは17種の元素で、原子番号の大きな中重希土類と、小さな「軽希土類」に分類される。 今回の分析結果によると、レアアースのうち軽希土類は46・1%。電気自動車のモーター用磁石などに使う「ネオジム」が18・4%、合金の材料となる「プラセオジム」が4・1%だった。 南鳥島沖の泥は過去の調査でも、レアアースのうち半分程度が中重希土類だと分かっていた。チームは従来の結果と整合的だとしている。過去調査で高濃度の堆積物も 濃度は非公開だったが、2013年には、東京大と海洋機構が南鳥島沖の深海底を掘削調査し、最高6500㏙(0・65%)を超える高濃度のレアアースを含む堆積(たいせき)物を発見している。今回は当時とは異なる別の地点を採鉱した。 チームは27年2月から同じ海域で、約1カ月間の本格的な採鉱試験を行う。 1日350トンの泥の引き揚げを目標とし、南鳥島で脱水処理をした後、本土に輸送し、分離から精錬までを試験的に実施する。 掘削船の運営に必要な約150人の人員交代の運営も検証する。南鳥島に臨時の離着陸場を設け、定期的に人員を交代させる。 これらの試験をもとに、28年3月までに国産レアアースの産業化に向けた採算性を評価する。【木許はるみ、荒木涼子】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>