50年前に田中角栄元首相を逮捕 イチから分かるロッキード事件

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毎日新聞 2026/7/27 05:00(最終更新 7/27 05:00) 1261文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷懲役4年の実刑判決後、保釈が認められ得意のポーズで東京地裁を出る田中角栄元首相=東京都千代田区の東京地裁で1983年10月12日 戦後最大の疑獄とされる「ロッキード事件」で田中角栄元首相が逮捕されてから27日で50年です。元首相は全面無罪を主張したものの、最高裁に上告中に死去し、公判は打ち切られました。その一方で、他の被告の判決で最高裁は「首相の犯罪」を認定しています。日本政治に大きな影響を与えたロッキード事件を記者が解説します。 Q どんな事件だったの? A 米航空機メーカー・ロッキード社が全日空に対してトライスター機を導入してもらうために、大手商社「丸紅」と一緒になって、田中元首相に現金5億円を渡した事件です。首相の職務に関する行為が罪に問われたケースは今も、他にありません。元首相を含めて16人が起訴され、11人の有罪が確定。残る5人は死亡のため裁判が打ち切られました。Advertisement Q どうして発覚したんだろう?1976年7月27日にロッキード事件に関する外為法違反容疑で逮捕され、東京拘置所へ向かう田中角栄前首相(中央)=東京地検玄関前で A きっかけは1976年2月、米上院外交委員会・多国籍企業小委員会の公聴会です。ロッキード社側が販売代理店の丸紅を通じ、日本の「政府高官」に約200万ドル(当時約6億円)を渡したと証言しました。日本の国会でもすぐに関係者の証人喚問が始まり、東京地検特捜部は警視庁や東京国税局と合同で丸紅本社などの家宅捜索に乗り出します。約5カ月後の76年7月27日に、5億円を受領したとする外為法違反容疑で田中元首相を電撃逮捕しました。 Q 元首相は受領を認めたの? A 受託収賄罪などに問われた元首相は77年1月、東京地裁の初公判で「5億円は受け取っていない」と主張しました。これに対して検察側は、元首相は丸紅の檜山広・元会長らから、トライスター機を全日空が購入するよう運輸相を指揮するか、全日空に直接働きかけをしてほしいと頼まれたと指摘しました。その際に元首相は「よしゃ、よしゃ」と応じたとしたのです。 Q 判決はどうなったの?ロッキード事件丸紅ルートの主な構図 A 東京地裁は83年10月、元首相に懲役4年、追徴金5億円の実刑判決を言い渡し、後に東京高裁も支持しました。それでも元首相は85年2月に脳梗塞(こうそく)で倒れるまでキングメーカーとして政界に君臨しました。上告中の93年12月に亡くなり、その後の95年2月に最高裁大法廷が檜山元会長らの上告審判決で「首相の犯罪」を初めて認定しました。 Q 事件の背景には何があったんだろう? A 当時の米国の日本に対する貿易赤字問題がありました。72年8月、首相就任直後の田中元首相はニクソン大統領(当時)とハワイで日米首脳会談を開き、貿易不均衡の是正を含めた日米共同発表を行い、日本は大型航空機の緊急輸入が迫られている状況でした。 Q 田中元首相を評価する声もあるのはどうしてだろう? A 元首相には「今太閤(いまたいこう)」「コンピューター付きブルドーザー」といった異名があります。10年前には、元首相の生涯を描いた石原慎太郎氏の小説「天才」がベストセラーになるなど「角栄ブーム」が起きました。一方で政治手法が利益誘導と批判の対象になってきたことも事実で、毀誉褒貶(きよほうへん)が激しい政治家だと言えるでしょう。【島田信幸】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>