太平洋戦争の終戦前夜に起きた土崎空襲の爆撃目標地点を示す標柱の除幕式=秋田市で、2026年10月29日午前11時20分、真貝恒平撮影 太平洋戦争末期の1945年8月に秋田市土崎地区が爆撃され、250人以上が犠牲になった土崎空襲で、当時の爆撃目標地点に設置した標柱の除幕式が29日、同市土崎港で行われた。 土崎空襲は終戦前夜の8月14日夜から15日未明に同港の日本石油秋田製油所が狙われた。米軍の爆撃機B29が爆弾を投下し、民間人や軍人らが犠牲となり、「日本最後の空襲」の一つと言われている。Advertisement 標柱はアルミ製の角柱で高さ約2メートル。戦争の悲惨さを次世代に継承するため、市が土崎みなと街づくり協議会と土崎港被爆市民会議と協議し、市道脇に設置した。 除幕式に出席した多可和幸副市長は「不戦と平和への誓いを新たに、末永く守り伝えていく」と話した。同協議会の品田福男会長は「失われた命の尊さに思いを寄せ、記憶を風化させることなく、平和を学ぶ場にしたい」とし、同会議の伊藤紀久夫会長は「平和への願いを土崎の地から発していきたい」と述べた。【真貝恒平】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。