イスラエルのネタニヤフ首相(中央)=エルサレムで2026年10月28日、ロイター イスラエルの選挙管理委員会は29日、総選挙(国会、定数120)の開票作業が終了したと発表した。ネタニヤフ首相を中心とする与党陣営が53議席、アイゼンコット元軍参謀総長を中心とするユダヤ系野党陣営が48議席、アラブ系政党が19議席を獲得する見通しとなった。ユダヤ系の与野党ともに過半数を獲得できず、連立交渉が本格化するが、難航は必至だ。 投票率は77・9%で、2001年以降で最も高かった。不正の有無などを調査し、正式な開票結果は11月4日に公表される。Advertisementイスラエル総選挙の開票結果 ネタニヤフ氏率いる右派政党「リクード」は劣勢が予想されていたが、27議席を獲得し、第1党を維持した。ただ、ユダヤ教超正統派、極右政党を含めて選挙前に68議席あった与党陣営の議席は大幅に減少した。 一方、アイゼンコット氏率いる中道政党「ヤシャル」は失速し、21議席と第2党にとどまった。ユダヤ系野党全体でも与党陣営に及ばなかった。アラブ系政党は議席を伸ばした。 ヘルツォグ大統領は各党と協議し、連立政権を樹立できる可能性が最も高い首相候補に組閣を要請する。イスラエル紙ハーレツによると、アラブ系政党との協力の余地を残すアイゼンコット氏が組閣要請を受ける可能性が高い。【エルサレム松岡大地】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】