変容する米国:対カナダ貿易戦争で大打撃の「森の州」 トランプ政権に募る憤り

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自社の加工木材を紹介するジェームズ・ロビンズさん=米北東部メーン州シアーズモントで2026年10月16日午後1時37分、浅川大樹撮影 10月中旬、米東部メーン州シアーズモント。人口約1400人の小さな町にある木材加工会社「ロビンズ・ランバー」は、5世代にわたって家族経営を続ける地場企業だ。製材所の敷地内には丸太や加工木材が積み上がり、優しい木の香りが漂っていた。 11月3日の米中間選挙の上院選で接戦となっているメーン州では、カナダとの貿易戦争の影響が広がっています。 ロビンズ社は自社所有の森や約150社の伐採事業者から丸太を調達し、米東海岸全域やカナダ東部などに加工木材を出荷。カナダ向けは売上高の1割程度を占め、業績を下支えしてきた。「非常に腹が立っている」 そんな中、トランプ政権は8月、カナダとの貿易交渉決裂を受けてカナダ産木材などに50%の追加関税を課した。カナダ政府は9月、報復関税の一環で米国産の加工木材に25%の関税を発動し、ロビンズ社も打撃を受けている。 「非常に腹が立っている」。4代目のジェームズ・ロビンズさん(81)は貿易戦争の引き金を引いたトランプ大統領に怒りの矛先を向ける。ロビンズさんによると、同社のカナダ向け加工木材には従来、関税はかかっていなかった。現在、カナダ企業は米国の高関税措置を嫌って輸出を… 米メーン州では、高関税の対象となった加工木材を扱う林業が打撃を受け、原油高で漁業にも悪影響を与えています。現地を歩き、共和現職、民主新人による上院選の行方を探りました。関連記事・米伝統のロブスター漁苦境 イラン攻撃で燃料高 政権に翻弄され・トランプ氏遠ざける共和候補 民主候補は短期決戦強いられ=30日午後6時公開予定・カナダとの貿易戦争 米国境沿いの州でも打撃 機会損失も弊害=30日午後6時公開予定Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【次の記事】米伝統のロブスター漁苦境 イラン攻撃で燃料高 政権に翻弄され【前の記事】有力インフルエンサーも「トランプ離れ」 中間選挙苦戦の要因か関連記事【最新記事】