沖縄政策協議会の終わりに仲井真弘多知事(右)から要望書を受け取る安倍晋三首相(左から2人目)=首相官邸で2013年12月17日午前11時21分、藤井太郎撮影 沖縄政策協議会についてQ&A形式で分かりやすくまとめました。 Q 沖縄県知事が交代したね。 A 9月の知事選で与党などが支援した古謝玄太氏が3期目を目指した玉城デニー氏らを抑えて初当選しました。玉城氏は政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対し、政府と距離がありました。一方、古謝氏は移設を容認しています。沖縄政策協議会の早期開催も求めており、政府は11月に開く方向で調整しています。 Q 沖縄政策協議会って何? A 1996年9月、橋本龍太郎首相と大田昌秀知事が基地負担軽減や振興策について政府と県が話し合うために設置することで合意。10月に橋本首相や閣僚、大田知事が出席し、初会合が開かれました。Advertisement Q なぜ政府と県は合意したの? A 大田氏は基地問題を巡って政府と対立していましたが、橋本氏との会談で協議会新設などが示され、政府と直接協議する場ができ、基地の整理・縮小の道筋が明らかになったと判断しました。 Q 協議会はその後も継続して開かれたの? A いいえ。政府が普天間返還の条件を県内移設としたことで大田氏と対立。協議会は停止状態に陥りました。政府は98年、支援した稲嶺恵一氏が大田氏を破って知事に就くと、約1年ぶりに再開。仲井真弘多県政下でも開きましたが、2014年に辺野古移設反対を掲げた翁長雄志知事が誕生すると方針を転換。協議会は13年12月を最後に開かれていません。 Q 古謝知事は協議会再開で何を求めているの? A 沖縄振興予算の増額や普天間飛行場の返還期日の明確化を求めています。10月3日に那覇市で米兵が強盗殺人容疑で逮捕される事件が起き、県民の不満が高まる中、政府の対応に注目が集まっています。【竹内望】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。