インタビューに答えるちばてつやさん=東京都練馬区で2024年4月25日、宮本明登撮影 「あしたのジョー」「おれは鉄兵」「のたり松太郎」など、温かみのあるストーリーと斬新な構図で人気を集めた漫画家のちばてつや(本名・千葉徹弥=ちば・てつや)さんが22日、亡くなった。87歳。訃報を受けて、X(ツイッター)上では漫画家らから追悼の声が相次いだ。『ちばてつや賞』出身の原泰久さん感謝 漫画「キングダム」の作者、原泰久さんは、ちばさんの訃報に触れ「今年2月に対談させて頂いた時はお元気だったので信じられません」と心境を吐露。「僕は『ちばてつや賞』出身で、ちば先生はデビューした僕をずっと見守って下さっていました。ちば先生の漫画界への貢献は絶大過ぎて頭が上がりません。先生、本当にありがとうございました」などと感謝の言葉をつづった。Advertisement テレビドラマにもなった漫画「コウノドリ」の原作者、鈴ノ木ユウさんは「『ちばてつやがいなければ今の自分はいない』僕はその漫画家の1人です」とし、「先生と交わした、あの暖かくて力強い握手は僕の一生の宝物です」と感謝の言葉を添えて、追悼した。ちばてつやさんの主な作品 アメリカンフットボールを題材にした「アイシールド21」の作者で漫画家の村田雄介さんは「謹んでご冥福をお祈りいたします」と投稿した。宝物は「サイン入りジョーのテレカ」 ちばさんと親交のある関係者からの声も続々。「エヴァンゲリオン」シリーズの主人公・碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美さんは、「初めてお目にかかったパーティーの席で滔々(とうとう)とオタクトークを繰り広げてしまったら、笑いながら懐から取り出し、サラサラサインして手渡してくださったジョーのテレカは、宝物」と振り返り、「素晴らしい作品をありがとうございました。ご冥福を心からお祈りします」と投稿した。 声優の緑川光さんはXで、ちばさんとの2ショット写真と共に「子供の頃、一番ハマった漫画は『あしたのジョー』でした」と明かし、自身の出身地・栃木県のイベントで会った時のことに触れ、「とても謙虚で優しい方でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます」などとしのんだ。【川島一輝】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事