大阪維新の会がまとめた特別区の名称案 「大阪都構想」で大阪市廃止後に設置される四つの特別区について大阪維新の会は28日、名称を「淀川・北・中央・天王寺」にすると決めた。同じ4特別区だった前回住民投票時(2020年)と区割りは異なるが、同じ名称を採用した。11月5日にも都構想の制度設計を話し合う大阪府・市の「法定協議会(法定協)」で提案する。 法定協に参加しているのは維新だけのため、今回の案で決定する見通し。区割りや名称など特別区の姿がほぼ固まり、都構想の議論は大詰めを迎える。Advertisement 大阪市内でこの日開かれた会合で、現在の淀川区など4行政区を再編する第1区(仮称)が「淀川区」▽北区など6行政区からなる第2区(同)は「北区」▽中央区など7行政区の第3区(同)は「中央区」▽天王寺区など7行政区で構成する第4区(同)は「天王寺区」――とすることで合意した。維新が実施したアンケート結果や世論調査などを参考に決めた。 特別区の名称は市民にとって最も関心が高いテーマの一つ。維新の吉村洋文代表(府知事)は「結果的に前回と同じ名称案になったが、市民の意見を聞くプロセスを大切にした」と語った。 法定協では府と特別区間の事務分担や特別区の財政調整などがすでに決定。維新は都構想の設計図に当たる「協定書(制度案)」について年内の完成を目指しており、今後の法定協では特別区の設置日などを決める。【井手千夏】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。