ネタニヤフ氏か、変化か イスラエル総選挙に託した有権者の思い

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イスラエル中部ブネイブラクで、総選挙の投票に臨む有権者=2026年10月27日、ガイ・グリーン撮影 27日に投開票されたイスラエルの総選挙。各地の投票所には朝早くから多くの人が投票に訪れた。2022年のネタニヤフ政権発足以降、最高裁の権限を弱める「司法改革」、パレスチナ自治区ガザ地区やイランとの戦闘など激動続きだったイスラエル。有権者は1票にどんな思いを託したのか。 エルサレム近郊に住むアミット・ゴールドさん(61)は「この約3年のネタニヤフ政権は民主主義を弱体化させ、恐怖や対立をあおってきた」と非難し、アイゼンコット氏率いる中道政党「ヤシャル」に一票を投じたと打ち明けた。Advertisement 23年10月のガザでの戦闘開始後、イスラエルが国際社会で孤立していることも嘆き、「誠実なアイゼンコット氏ならこの国を救ってくれる。この国には変化が必要だ」と期待した。 エルサレム在住のエビアタル・ファルーヒさん(27)は、中道左派の民主党に一票を託した。戦闘の発端となったハマスの越境攻撃には衝撃を受けたが、「この地域に暮らすイスラエル人にもパレスチナ人にも平和と安全の実現が可能だと信じている」と語った。 一方、中部ブネイブラクで投票を済ませたサラ・ネイルさん(18)はネタニヤフ首相率いる右派政党リクードに投票した。 イランとの戦闘でミサイルが自宅に着弾し、祖父を亡くしたことから「イランとの戦争に勝利してほしい。それができるのはネタニヤフ氏だ」と述べた。安全保障に強い懸念があるといい、「アイゼンコット氏らが政権を取れば、パレスチナ国家が樹立されてしまう心配があった」と語った。【エルサレム松岡大地】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】