香港168人死亡の高層住宅火災 独立委「政府部門にも責任」

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高層住宅火災に関する記者会見で謝罪する香港政府トップの李家超行政長官(左から3人目)ら=香港で10月29日、ロイター 香港政府は29日、2025年11月に168人が死亡した高層住宅群火災に関して独立委員会がまとめた報告書を公表した。ずさんな管理で大火を招いた業者だけでなく、問題を見過ごした政府部門にも責任があると指摘した。 香港メディアによると、政府トップの李家超行政長官は29日に開いた記者会見冒頭で謝罪。住宅局長が引責辞任したと明らかにした。李氏はトップとしての責任を問う質問に対して「組織を率いて問題を直視し、解決することが最も重要な責任だ」と述べるにとどめた。Advertisement 報告書では住宅の改修工事で作業員が放置したたばこの吸い殻が火元になった可能性が高いと指摘。業者は難燃性ネットを使わず、消防設備の不備を書類上で合法かのように装うなど「利益のために住民の安全を無視した」と糾弾した。火災で焼け焦げた高層住宅=香港・大埔で2025年11月27日午後4時31分、林哲平撮影 政府に対しては、工事を審査・監督する住宅局や消防局が職責を怠り、「どの機関も主体的に火災対策の責任を引き受けなかった」ために、火災の危険を訴えた住民の声を生かせなかったとした。 独立委は政府が原因究明のために設置し、25年12月に活動を開始。住民や業者らから聞き取りを重ねた。【台北・林哲平】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。