荒川区役所=小川信撮影 東京都荒川区は、元区民から寄せられた1億円の寄付を基に、ひとり親家庭の子どもらが大学や専門学校などで学ぶための費用を、年50万円を上限に全額補助する制度を新設した。11月1日から申請を受け付ける。 元区民は「ひとり親家庭をはじめ経済的な事情を抱える家庭の子どもの支援に役立ててほしい」と希望したという。寄付者の意向で名前や性別、年齢などは公表しない。区は寄付金のうち8600万円を今年度補正予算に計上し、172人の利用を想定している。残り1400万円は基金に積み立てて来年度以降に活用する。Advertisement 対象は(1)高校卒業年度に児童扶養手当を受けていた家庭の学生(2)進学に伴って生活保護を受ける世帯から離れた学生(3)児童養護施設などで育ったケアリーバーの学生。このうち(1)と(2)は、入学する年の3月末時点で21歳未満で、本人か保護者が現在も区内に住んでいることなどが要件となる。申請時点で在学していることが条件で、来春入学する人は入学後に申請できる。11月1日にはスマートフォンから申請できるページも開設する。問い合わせは区子育て支援課(03・3802・4983)。【尾上雅典】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。