「詐欺かと」孫驚き 小松崎茂さんSF画、米LAの美術館に展示

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ロサンゼルスの新美術館「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」に展示された小松崎茂さんの作品=小松崎茂ONLINE美術館提供 千葉県柏市にゆかりがあり、SF画のパイオニアとして人気を集めた画家、小松崎茂(1915~2001年)の作品が、9月に開館した米ロサンゼルスの美術館で展示されている。孫の憲子さんは「大変光栄でとても感慨深い。祖父が描いた作品が日本を飛び出し、世界中の人々の想像力を刺激してくれることを願っています」と喜んでいる。 小松崎茂さんは1938年に新聞小説の挿絵画家を始め、戦後は柏市に居住し、少年雑誌に未来都市、宇宙やロボットなどを想像力豊かに描いた。精密に描写する軍艦や戦闘機のプラモデルの箱絵も人気だった。「銀河鉄道999」で知られる松本零士さんや「仮面ライダー」原作者の石ノ森章太郎さんなど、多くの漫画家らが影響を受けたとされる。Advertisement 今回、「スター・ウォーズ」で知られる映画監督のジョージ・ルーカスさんらがロサンゼルスに新美術館「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」を開くにあたり、所有する日本の漫画やイラストが展示されることになり、小松崎さんの作品が含まれていた。小松崎茂さんの作品が展示されたロサンゼルスの新美術館「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」=小松崎茂ONLINE美術館提供 展示されるのは人気ロボット「グレートマジンガー」を描いたものなど4点。ウェブサイト「小松崎茂ONLINE美術館」の問い合わせフォームに「作品を展示したい」と連絡があり、著作権を管理する憲子さんと夫の稔さんは「最初は詐欺かと疑った」という。2人は開館前に招待を受け、現地を訪れた。 稔さんは「世界的に注目される美術館で紹介され、家族として大変うれしく、誇りに感じる。これを機に、日本の子どもたちに夢や想像の世界を届けてきた小松崎茂の存在が世界中に知られてほしい」と話した。【平塚雄太】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。