日体大の選手たち=埼玉県上尾市の県立武道館で2026年10月4日午後3時23分、大村健一撮影 第104回全国学生相撲選手権大会(毎日新聞社・日本相撲連盟など主催、大正製薬・伊藤園協賛)は31日と11月1日、相撲の聖地・両国国技館で開かれる。1日に開催される団体戦の優勝争いを展望する。【大村健一】 団体戦は5人制の星取り戦で争われる。今年は日体大、日大、東洋大の「3強」を軸とした優勝争いとなりそうだ。Advertisement 層の厚さで頭一つ抜けているのは日体大だ。4日に9人制の東日本リーグで全勝優勝し、11日の刈谷大会(3人制)も制すなど、秋に入って上り調子だ。昨年は優勝候補に挙げられたものの、準々決勝で法大に敗れ、今年は雪辱を期す。主将の杉本選手は「去年は、『勝てるだろう』という甘えのような部分があった。今年は5人で3点を確実に取って優勝を目指したい」と気を引き締めて臨む。日大の選手たち=埼玉県上尾市の県立武道館相撲場で2026年10月4日午後3時20分、大村健一撮影 有力1年生トリオを原動力に昨年優勝した日大は、主力の成田力道主将(4年・鳥取城北)が春先からけがで戦列を離れた。トリオの一角で昨年のアマチュア横綱、鮫島輝選手(2年・埼玉栄)も9月の国スポで左足を負傷。それでも東日本リーグで本田豪太郎選手(4年・文徳)らが奮起して2位に入り、名門の底力を見せた。東洋大の選手たち=埼玉県上尾市の県立武道館相撲場で2026年10月4日午後3時18分、大村健一撮影 昨年準優勝の東洋大は、奥田史祐主将(4年・明徳義塾)、山岸力選手(4年・高岡向陵)ら昨年の主力に麻田選手が加わり、総合力が増した。奥田主将は「強力な1年生が入ってくれたので、4年生も負けていられない。チーム一丸となって高めあっていきたい」と8年ぶりの王座奪還に向けて意気込む。 6月の西日本選手権で3年ぶりに王者に返り咲いた近大、団体戦で勝負強さを発揮する拓大が3強を追う。重量級に好選手がそろう中大は、台風の目となれるか。Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。