北海道石狩市の石狩湾新港で発見されたアカカミアリの働きアリ=環境省提供 北海道などは22日、有毒の「アカカミアリ」の幼虫2匹が石狩市の石狩湾新港で見つかったと発表した。道内で幼虫が確認されたのは初めて。成虫に刺された場合に激しい痛みや水ぶくれなどの症状が出ることがあり、道は注意を呼びかけている。 道と環境省によると、アカカミアリは北米などが原産で、緊急に拡散防止措置を講じる必要がある「要緊急対処特定外来生物」に指定されている。Advertisement 幼虫は18日に港のコンテナヤード内の舗装のすき間から発見された。同じ場所で9月9日に成虫約700匹が確認されており、環境省が調査と防除作業を続けていた。北海道石狩市の石狩湾新港で発見されたアカカミアリの幼虫2匹=環境省提供 アカカミアリは国内では温暖な硫黄島(東京都)に限り定着。寒冷な道内で越冬するのは困難なため、道は定着の可能性は低いとみている。道内では2025年6月、苫小牧市の苫小牧国際コンテナターミナルで初めて成虫が見つかった。海外からの積み荷に紛れ込んでいた可能性があるという。 国内でアカカミアリによる死亡例はないが、道の担当者は「見慣れないアリを見た場合は触れずに連絡してほしい」としている。発見した場合の連絡先は、環境省のヒアリ相談ダイヤル(0570・046・110)。【小林大輝】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。