衆院議員の定数削減などを議論する国民民主党の会合で発言する古川元久国対委員長(左から3人目)=国会内で2026年10月26日午後1時31分、平田明浩撮影 自民党が示した衆院議員の定数を比例代表のみ31議席削減する「折衷案」について、与野党各党が26日、見解をまとめた。野党の多くが反対姿勢を示す中、国民民主党は比例のみの削減を受け入れた上で、削減する議席数を19とする案を取りまとめた。 折衷案の削減数31は、2015年国勢調査の人口と30年推計人口の減少率から導かれた。国民民主の古川元久代表代行は、15年と比較すべきは25年国勢調査の数値だとした上で、15年と25年調査をもとに計算すると削減数は19になると記者団に説明。今回の削減については「あくまで1回限りだ」とけん制した上で、対象を比例に限ることを「やむを得ず苦渋の判断で了とした」と容認する考えを示した。Advertisement民主改革の会の政調全体会議で発言する階猛幹事長(中央)=国会内で2026年10月26日午後2時2分、平田明浩撮影 一方、民主改革の会とチームみらいは、比例31減案には賛同できないとの見解をまとめた。公明党と参政党は既に反対の方針を決めている。共産党も26日、受け入れられないとの考えを改めて示した。 自民と日本維新の会もそれぞれ会合を開き、対応を執行部に一任した。維新の会合では、党が従来主張している比例45議席減を堅持すべきだとの意見も出た。吉村洋文代表(大阪府知事)は首相官邸で記者団に「45削減が本筋だ」とした上で、折衷案は「野党に配慮した案だ。野党がどう反応するか見極めたい」と述べた。【富美月、林由紀子】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】