ブラジルのフラビオ・ボルソナロ上院議員=ブラジリアで2026年10月25日、ロイター ブラジルで25日に実施された大統領選決選投票で敗れた右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員が、米国に向けてブラジルを出国した。ロイター通信などが27日、関係者の話として報じた。米国務省高官は、ボルソナロ氏と家族にビザを発給し、入国を認める方針だと明らかにしたという。 ロイターによると、ボルソナロ氏は資金洗浄(マネーロンダリング)などの疑いで当局の捜査対象となっている。これに絡んで最高裁判所はボルソナロ氏にパスポートを提出するよう求めたが、同氏は拒否し、その後出国したとみられる。出国の経緯は明らかになっていない。Advertisement ボルソナロ氏は、トランプ米大統領に近いジャイル・ボルソナロ前大統領の長男。25日の決選投票で現職で左派のルラ大統領に敗れたが、結果を認めていなかった。トランプ氏も26日、「不正選挙に見えた」などと語っていた。 ジャイル氏も2022年10月の大統領選でルラ氏に敗れた。ただ、結果を受け入れず米国に一時期滞在。23年3月に帰国したが、クーデター計画などの罪で最高裁から禁錮27年3月の判決を言い渡され、現在は自宅軟禁下にある。【ワシントン松井聡】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。