「ネットの情報うのみにした」被告に拘禁刑 北海道モスク放火

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札幌地裁=谷口拓未撮影 北海道江別市のパキスタン国籍の住民が管理するモスク(イスラム教礼拝所)などに火をつけたとして、非現住建造物等放火などの罪に問われた千歳市の農業、石井遼太郎被告(37)に、札幌地裁は29日、拘禁刑6年6月の判決を言い渡した。 9月の初公判では、検察側が拘禁刑9年を求刑して結審していた。しかし、石井被告がその後、道内の慈善活動団体に計350万円を寄付したとして弁護側が情状酌量を求めると、検察側はこの日の判決直前に拘禁刑8年を改めて求刑した。Advertisement 判決によると、石井被告は2月15~28日にかけて、江別市のパキスタン国籍の住民が管理する会社事務所兼住宅やモスクで、ガソリンなどが入ったペットボトルにライターで火を付け、建物を焼損させた。 渡辺史朗裁判長は判決で「短期間のうちに(事件を)連続して敢行し、地域社会に相当の衝撃と不安を与えた」と非難。石井被告が江別市のパキスタン国籍の住民らを中傷するユーチューブの動画を視聴したことが事件のきっかけになっていたとする点についても、「出所不明なインターネットの情報をうのみにした」と指摘した。 判決後に渡辺裁判長が「なぜ自分がこんなことをしたのか見つめ直してほしい」と説諭すると、石井被告は何度もうなずいた。【高橋惇太、森原彩子】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。