もっと社会人野球:復活の日産自動車、17年前幕閉じた京セラから再出発 日本選手権

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【セガサミー-日産自動車】本大会出場を決め、喜ぶ日産自動車の選手たち=鈴木紫門撮影 17年前に一度は幕を閉じたこの場所から、再び歴史が動き出す。2009年、世界的な金融危機によるリストラ策の一環として休部を余儀なくされた日産自動車(神奈川)。15年の時を経て昨年、活動再開を果たすと今年、復活後初の2大大会となる日本選手権(京セラドーム大阪)の切符をつかんだ。くしくも日本選手権は17年前、「最後」に出場し、4強入りした大会だ。 待ちわびた瞬間が訪れたのは、10月に行われた関東地区最終予選。日産自動車は、今季限りで廃部するセガサミー(東京)と最後の1枠を争う代表決定戦でぶつかった。 三回までに4点を先取し、ペースを握る。七回には一時1点差に迫られながらも終盤にも加点し、追い上げを振り切った。平日にもかかわらず、多くの社員らが駆けつけたスタンドは歓喜に沸いた。 「若いチームですが(復活後)2年目で全国の舞台を経験できるのはすごく大きなこと」。喜びを語るのは、伊藤祐樹監督(54)だ。現役時代は内野手として日産自動車一筋でプレーし、社会人ベストナインを3度受賞。「ミスター日産」の愛称で親しまれ、日本代表の主将も務めた。休部前最後の2大大会となった09年の日本選手権では4強入りを経験した。 休部後は社業に就きながら、毎年のようにOBらと少年野球教室を開催。野球部の灯をともし続け、復活を信じた。念願の活動再開が決まると、新チームの監督を託され、自ら選手集めにも奔走した。 「日産自動車でプレーしたい」という思いを強く持つ選手の採用にこだわった。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】試練のヤマハ前回優勝バッテリー、形変え挑む頂点 日本選手権関連記事【最新記事】