ロイヤルホテルの新ブランド「バウンシー・バイ・リーガ」=福岡市博多区で2026年8月24日、中園敦二撮影 福岡市内でホテルの開業やリニューアルが相次いでいる。ビジネスや観光、ショッピング、グルメなどを求めて宿泊客が増えており、施設を充実させて体験価値を重視する傾向が強まっている。「街の魅力」感じるホテル 「多彩な旅のスタイルに応えるため、自由な発想を取り入れた。街の魅力を深く感じるホテルを目指す」。「リーガロイヤルホテル」を展開するロイヤルホテル(大阪市)の植田文一社長は、9月に博多区で開業した新ブランド「バウンシー・バイ・リーガ」1号店のレセプションであいさつした。 117の客室があり、8割が広さ18平方メートルのツイン(宿泊料金1泊1万6000円から)。繁華街の中洲に近く、「ホテルバー」をコンセプトに、20〜30代の若い世代やインバウンド(訪日客)をダーゲットにする。 地元の人気店が運営するレストラン・バーを設け、リーガロイヤルホテルのマスターバーテンダーがプロデュースしたカクテルを楽しめる。韓国人など訪日客の定番となっているサウナ付きの大浴場も設けた。 福岡市観光統計によると、2025年の市内のホテル・旅館の客室数は5年前に比べ11%増え、客室稼働率も2年連続で80%を維持している。26年の客室数は前年比2%増の4万704室と見込む。それでも「需要は堅調で、ホテルはまだ足りない」(観光関係者)という。「選んでもらえるホテルに」 一方、既存のホテルを改装する動きもある。今年で開業30年を迎えた大型複合施設のキャナルシティ博多にある「ワシントンホテル」(博多区)は、運営する藤田観光(東京)が4月から約5カ月休業し、全422室を一新。9月から11月末にかけて順次稼働する予定だ。 ビジネス客中心だったシングルルームを、広さを…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事