キャベツの収穫風景=群馬県嬬恋村で2026年9月24日午前8時10分、新宮巳美撮影写真一覧 群馬県の歴史や名所を紹介する話題の人気パンフレット「GUNMA PASSPORT(ぐんまパスポート)」。この一冊を片手に県内の市町村を巡り、スタンプを押していきます。出荷量全国1位 長野県との県境に位置し、キャベツの産地として知られる嬬恋村。6月下旬から11月上旬に生産される夏秋キャベツの出荷量は56年連続全国1位。高原地帯の冷涼な気候や昼夜の寒暖差、火山性の土壌が甘くみずみずしいキャベツを育む。Advertisement 中でも、品種名「419(麗峰)」は柔らかさゆえに輸送が難しく、村内周辺でしか流通しない「幻のキャベツ」と言われる。キャベツを収穫する干川大地さん=群馬県嬬恋村で2026年9月24日午前8時37分、新宮巳美撮影写真一覧 キャベツ農家の干川大地さん(37)を訪ねた。一面に広がるキャベツ畑の奥には、雄大な浅間山がそびえる。収穫を待つキャベツは朝露をまとい、きらきらと輝いていた。 7ヘクタールの畑で12品種を栽培。4人で未明から始め、1日約5000個を収穫する。 「良い景色の中で作業できるのは気持ちが良いし、予定通り収穫できると楽しいです」収穫前のキャベツ=群馬県嬬恋村で2026年9月24日午前8時29分、新宮巳美撮影写真一覧 嬬恋キャベツの知名度やブランド力を高めるため、収穫体験や試食会にも力を入れる。 取材を終え、干川さんが育てたキャベツを自宅でそのまま食べてみた。驚くほどみずみずしく、かむほどに甘みが広がる。塩を軽く振っただけで4分の1玉を一気に食べてしまった。 初めての嬬恋村は目前に広がるキャベツ畑と浅間山、澄んだ空気が印象に残った。群馬の魅力を探す旅は、始まったばかり。次はどこへ行こう。【新宮巳美】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事