映画見るという「抵抗」 パレスチナ映画祭、2日に世界同時開催

Wait 5 sec.

映画「ガザウィヤート:ガザの小さな物語」の一幕=AFZ日本提供 イスラエルによる占領と抑圧が続くパレスチナ側の視点を伝えようという「パレスチナ映画祭」が11月2日、世界で同時開催される。日本でも昨年に続いて開かれ、同日前後に各地で無料上映会がある。近畿では奈良を除く2府3県で開かれる。 パレスチナの地でのユダヤ人国家建設を支持する「バルフォア宣言」を英国が出したのが1917年11月2日であることにちなむ。宣言は48年のイスラエル建国に結びつき、イスラエルによるパレスチナ人抑圧の要因になった。映画祭は昨年と同様、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区の非営利組織「フィルムラボ・パレスチナ」が開催。アパルトヘイト・フリー・ゾーン・ジャパン(AFZ日本)が日本の開催窓口。AFZ日本メンバーの一人で大阪在住の梅沢昌子さんは「今回は約150会場と前回の倍以上となり、市民の関心の高さに手応えを感じる。映画を見るという『抵抗』に参加してほしい」と話す。Advertisement 上映される日本語字幕付き映画は5本。パレスチナを代表する作家、ガッサーン・カナファーニーの小説を映画化した「ハイファに戻って」(82年)や、イスラエル製品ボイコットを巡り、州政府を相手に裁判を起こした米国人を追ったドキュメンタリー「ボイコット」(2021年)、イスラエルが採集を禁じるパレスチナに根付く食文化に欠かせない野草やハーブを巡る「採集する人々」(22年)など。映画「ボイコット」の一幕=AFZ日本提供 上映作は会場で異なり、ホームページ(https://afzjapan.com/cinemadays2026)に会場一覧がある。問い合わせはメール(afz.japan@proton.me)。【矢追健介】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。