イスラエル総選挙の出口調査で躍進が伝えられたことを喜ぶアラブ系政党の支持者ら=2026年10月27日、AP 27日に投開票されたイスラエルの総選挙(国会、定数120)では、アラブ系政党が議席を大幅に増やす公算が大きくなっている。ユダヤ系野党を含めると野党全体は70議席前後になるとみられ、ネタニヤフ陣営に対して「上手」を取った形だ。 今後はアイゼンコット元軍参謀総長を中心としたユダヤ系野党が、パレスチナ問題で立場が異なるアラブ系政党との交渉を経て、連立政権を樹立できるかが焦点となりそうだ。アラブ系有権者が積極的に投票 「我々の勝利だ。アラブ系住民が平和と平等のうちに生きたいと願っていることの証左だ」。複数のアラブ系政党の連合体「共同リスト」のベーカー・アワウディ氏は、アラブ系政党の躍進を喜んだ。 ユダヤ人が多数派のイスラエルでは、人口の約2割を占めるアラブ系住民は社会経済的に弱い立場に立たされてきた。政治への期待も乏しく、ユダヤ人に比べて投票率が低い傾向があった。 しかし、今回は…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】自衛隊唯一の海外拠点がホットスポットに 紛争多発で高まる価値関連記事【最新記事】