「銭湯復活人」奈良で2件目の再生に奮闘 「地域の社交場に」

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松湯の玄関に立つ「銭湯復活人」太田有哉さん。のれんは風呂おけを持った古代貴族のデザインだ=奈良県大和高田市南本町で、皆木成実撮影開業99年・松湯 廃業危機から存続へ 奈良県大和高田市南本町で開業99年を迎えた銭湯「松湯」は廃業危機から存続が決まり、来春のリニューアルオープンに向けて準備が進んでいる。再生事業を担うのは元信用組合職員で2022年、御所市「御所宝湯」を14年ぶりに再開させた太田有哉さん(31)=宇陀市。自らを「銭湯復活人」と呼ぶ太田さんは「斜陽産業の印象が強い業種だが、地域の社交場として親しまれれば未来は開ける」と話す。【皆木成実】 繊維産業で栄えた大和高田市にはかつて銭湯が多数あったが、25年秋に本郷町の「中央温泉」が閉業して松湯を含む2軒を残すのみとなった。残る松湯も老朽化と後継者がいないことから廃業を検討していた。その話を聞いた太田さんは今年7月、松湯を一人で切り盛りする70代の男性オーナーに「この銭湯は将来性がある。改修すれば、親族などが後継ぎをしてくれる」と説得して廃業を思いとどまらせた。 太田さんは…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事