赤ちゃんポストに「命救ってもらえた」 3歳で預けられた男性の感謝

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2026年10月31日 17時25分西江拓矢3歳で預けられた自身の体験を話す宮津航一さん=2026年10月31日、泉佐野市、西江拓矢撮影 育てられない乳児を匿名で預ける「赤ちゃんポスト」と病院関係者にのみ身元を明かす「内密出産」の導入をめざす大阪府泉佐野市で10月31日、事業の課題や地域社会に求められることを考えるパネルディスカッションがあった。先行して事業に取り組む慈恵病院(熊本市)の蓮田健院長らが登壇した。 蓮田院長は、乳児を遺棄する女性や、同病院の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に預ける女性たちには、虐待を受けた過去などの共通点があると指摘。絶対に親に妊娠を知られたくないと思っていることが多いとも述べた。 母子の命を守るために、匿名性を尊重した出産や受け入れなど特別な対応が必要と強調した。社会的課題を抱えた女性たちの視点で考える重要性を述べた。 同病院での2007年の運用初日、当時3歳で「ゆりかご」に預けられた宮津航一さん(22)は、「ゆりかごがあったから命を救ってもらえた。その感謝の思いを伝えたい」。 また、里親や地域の人たちが寄り添ってくれたことで自身の生い立ちに向き合えるようになったとの経験を語った。 泉佐野市と連携して事業に取り組むりんくう総合医療センターの産婦人科部長、荻田和秀医師は、「社会的・経済的困難を抱える女性に対し、これまでアプローチできなかった部分を含めて、切れ目のない支援ができる」と事業に取り組む意義を説明した。 登壇後の取材で、蓮田院長は、行政主導の取り組みがほかの自治体にも広がり、国を動かすきっかけにもなって欲しいとの期待を語った。 泉佐野市は、2027年度中の事業開始を目指し、大阪府と協議しながら、医療センターの改修など準備を進めている。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月31日 (土)ICC赤根所長に単独取材物価上昇率「2%到達」ジャングリア 赤字決算10月30日 (金)本の発売、大阪も1日遅れに?ガソリン補助、12月から縮小スペインで列車が衝突・脱線10月29日 (木)子どものSNS制限に動くEU「永住権」ビジネスで逮捕熊本地震発生から3カ月10月28日 (水)GMO攻撃側 「顧客情報」公開防衛産業強化へ 国が新法人漫画家・ちばてつやさん死去トップニューストップページへ元検事正、拘置所から保釈 部下への性的暴行事件で2年4カ月勾留12:36特急ソニックの先に「人影」急ブレーキ間に合わず通過…命に別条なし15:30サンド・伊達みきおさん活動再開 脳梗塞で休養「帰ってきました」15:30同窓会の5カ月後、妻は殺された 逮捕から1年、見えぬ心の内5:00市街地近くに再び出没のクマ捕獲 危険と判断し殺処分 神奈川・秦野15:09しょまりん、納得の公式戦デビュー 「評価してほしくないぐらい」14:15