中西部アイオワ州で民主から連邦上院選に立候補しているジョシュ・トゥレク氏=2026年6月、AP 11月3日投開票の米中間選挙では、「民主党らしくない」穏健派の民主候補が共和党の地盤で接戦に持ち込んでいる。共通するのは、党派の立場を超えた現実的な課題解決を優先し、幅広い有権者に訴える戦略だ。 中間選挙まで1週間。焦点となる連邦上院選を巡る共和、民主両党の攻防を伝えます。 「赤い州」でトランプ派に異変 「楽観」一転、ブッシュ家も離反「国境警備で政権に協力」 「上院議員になれば解決のために誰とでも協力する。トランプ大統領とも協力して国境を守り、違法薬物流入を食い止める」 中西部アイオワ州で連邦上院選に立候補している民主新人のジョシュ・トゥレク氏(47)は、課題によってはトランプ政権との協力も辞さないとする異例の選挙CMを流している。 アイオワは共和の優勢州で、2024年の大統領選ではトランプ氏が13ポイント差で民主のハリス副大統領(当時)を破った。 今回の上院選でも共和の新人が有利とみられていたが、トランプ氏の支持率低迷という「追い風」も受け、トゥレク氏が互角の戦いを見せている。 トゥレク氏は生まれた時から脊椎(せきつい)に障害がある。車椅子バスケットボールの選手として頭角を現し、21年の東京パラリンピックでは金メダルも獲得した。 スポーツで鍛えた心身と知名度を武器に、現役引退後は地元の州議会選挙で当選。共和議員とも協力しながら政策を推進してきたという。車椅子で戸別訪問をするひたむきな姿勢を示し、共和支持層の取り込みを狙っている。「隣人愛」を訴える牧師 中西部カンザス州から上院選に立候補している新人のアダム・ハミルトン氏(62)は「自分は独自の考…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「赤い州」でトランプ派に異変 「楽観」一転、ブッシュ家も離反関連記事【最新記事】