記者会見で質問に答える横浜高の織田翔希投手=横浜市金沢区で2026年10月15日午前10時13分、鈴木紫門撮影 米球界を目指す織田翔希投手の進路についてQ&A形式で分かりやすくまとめました。Q 米球界を目指すと表明した神奈川・横浜高の織田翔希投手がプロ野球のドラフト会議で巨人から1位指名を受けたね。今後はどうなるの? A 巨人は交渉権を獲得しましたが、来年3月31日までに契約をしないと交渉権を失います。一方で織田投手は来年1月15日からは大リーグ球団と契約できます。しかし、大リーグ入りとなる場合でも、25歳未満のためマイナー契約からのスタートとなります。Advertisement Q 注目されている投手なのにマイナー契約なの? A ドラフト対象外の若い外国人選手との契約は金額が抑えられ、マイナー契約に制限されています。2016年に、対象年齢も23歳未満から25歳未満に引き上げられました。18年に23歳で大リーグ入りしたドジャースの大谷翔平選手も最初はマイナー契約でした。 Q 選手が活発に動く米国にしては意外だね。 A 理由は主に二つあります。まずは戦力の均衡です。お金持ちのチームだけが勝つと、いつか人気がなくなってしまいます。契約金は各球団ともに決められた枠内となります。 もう一つが米国の若手選手を守るためです。世界中の有望な若手選手がこぞって集まれば、メジャー昇格がより難しくなります。その結果、野球が選ばれなくなれば、競技人口の減少にもつながるためです。 Q 今回のようなケースは過去にあったの? A 12年にドラフト会議前に大リーグ挑戦を表明していた岩手・花巻東高の大谷選手を、日本ハムが指名しました。当初入団を拒否していた大谷選手でしたが、日本ハムは投打の「二刀流」での育成計画などを提案して説得に成功し、大谷選手は入団しました。 日米で活躍した松井秀喜氏が新監督に就任した巨人は、交渉で入団を目指します。織田投手の最終的な決断に注目が集まります。【村上正】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。