パスポート情報などが一部で公開されていた韓国の李在明大統領(左)と妻の金恵景氏=2026年1月13日午前11時3分(代表撮影) 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領夫妻や政府高官の個人情報が5カ月もの間、インターネット上で一部に公開されていたことが、公共放送KBSの2日の報道で明らかになった。政府が原因を調査している。韓国でも不正アクセスによる情報流出が相次ぐ中、政府の流出発見が遅かったとの指摘が出ている。 KBSなど韓国メディアによると、情報が公開されていたのは電子ファイルが悪性コードに感染していないかを検査できる有料サイト。李氏らが主要7カ国首脳会議(G7サミット)などのため政府専用機で欧州を歴訪した今年6月、「1号機搭乗者名簿」というエクセルファイルがアップロードされたという。Advertisement 名簿にはパスポート情報や生年月日が記載されていた。李夫妻の他、趙顕(チョ・ヒョン)外相や魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長など複数の閣僚・高官、また大統領府を担当する記者など計168人分の情報が含まれていた。現在、流出情報は削除されているが、サイトの有料会員であれば確認できる状態だったという。 今回の事態を受け、大統領秘書室長は3日に緊急会議を開催。重大事案として流出の経緯や範囲、被害状況を調査し、関係機関の管理責任を問う姿勢を強調した。首脳外交を管轄する外務省は「事案を非常に重く認識し、現在経緯などを多角的に調査している」とコメントしている。【ソウル川口峻】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。