“幻のシェークスピア作品”日本初演へ 河合祥一郎さん手がける

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シェークスピア作品の魅力について語る河合祥一郎・東京大学名誉教授=東京都千代田区で2026年9月25日、幾島健太郎撮影 シェークスピアの作か否か――。 長らく論争の的となっていた戯曲「ファヴァシャムのアーデン氏の悲劇」が2016年、「新オックスフォード版シェークスピア全集」に収録され、41作目のシェークスピア作品として正典入りした。 従前は外典とされていたことから“幻のシェークスピア作品”と呼ばれる本作が11月、日本で初演される。 舞台の翻訳・演出を手がけるのはシェークスピア研究の泰斗で、今年3月に角川文庫から「ファヴァシャム~」の新訳を出した東大名誉教授の河合祥一郎さん。 あとがきに正典入りの経緯と、今も残る諸説について詳述しているが、「第4~8場まではシェークスピアの筆が入っているという説に私も同意をし始めている。特に(作中の)浮気している2人の心の揺れをかなり丁寧に描いた第8場はシェークスピア的」と話す。生き方見つめ直す機会与えてくれる 今作は、自ら新訳・作・演出を担当し、原文が持つ真の面白さを伝える舞台シリーズ「Kawai Project」の第10回公演として上演する。 物語は1551年に実際に起きた殺人事件をベースにしている。若い男性と不倫している女性アリスは、夫で元市長のアーデンが邪魔になり、殺害を企てる。毒殺や刺殺などあれこれを恋人や殺し屋らと図るものの…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事