「世界を旅するくじら弁当」 大学生ら開発 メインは赤肉カツ

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学生らが開発した「世界を旅するくじら弁当」=山口県下関市で2026年10月27日午前11時8分、山本泰久撮影「低脂質、高たんぱくで高栄養価」 赤肉カツをメインに野菜たっぷり 山口県下関市の東亜大(一の宮学園町)の学生と県、地元食品会社が協力し、クジラ肉を使った弁当「世界を旅するくじら弁当」を作った。ニタリクジラの赤肉カツをメインに、塩分を控えて野菜をたっぷり使った。学生たちは「クジラ肉を身近に味わってほしい」とPRしている。 県健康増進課が2024年度から栄養士養成施設と共同で料理や弁当を開発している。今年度は、管理栄養士を育成する東亜大医療学部健康栄養学科、食品総合商社「海清水産」(下関市)などと一緒に弁当を考案した。Advertisement 学生5人が考案した12種類のメニューから厳選。クジラ肉は臭みをなくすため、タマネギや塩こうじ、ショウガ、ニンニクに半日つけ込んだ。「世界を旅するくじら弁当」開発に携わった東亜大医療学部健康栄養学科の(左から)東素子さん、前里優輝さん、阿武恋花さん=山口県下関市川中豊町で2026年10月27日午前10時13分、山本泰久撮影 「世界を旅する」のネーミングは、スペイン料理のパエリアをはじめ、ニンニクを効かせたアルゼンチン発祥のソース「チュミチュリソース」を使ったことから学生たちが考えた。 いずれも4年生の前里優輝さん(22)は「クジラをおいしく食べてほしい」、阿武恋花(あぶこのは)さん(21)は「これを食べて世界を旅した気分を味わって」、東素子さん(21)は「低脂質、高たんぱくで栄養価も高い」と胸を張った。学生たちを指導した東亜大の中川初美准教授は「クジラの食文化継承に向けた若者たちの新しい食べ方です」と喜んだ。 弁当は700円(税込み)。1食当たり638キロカロリーで、クジラ肉60グラム、野菜など178グラムを使っている。下関市川中豊町の弁当店「ブランチハウス川中豊町店」(083・251・4481)で1日約30食を販売している。【山本泰久】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事