米中間選挙2026:米中間選挙の投票始まる 下院は民主が過半数有力、上院は接戦か

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演説するトランプ米大統領=米首都ワシントンで2026年11月2日、AP トランプ米大統領の政権運営に対する事実上の信任投票と位置づけられる中間選挙は3日朝(日本時間3日夜)、投票が始まった。与党・共和党は連邦議会の上下両院の多数派維持を目指すが、下院は野党・民主党の過半数奪還が有力視され、上院は接戦との見方が大勢だ。選挙戦最終日の2日、トランプ氏は演説で苦戦する共和党への投票を促して巻き返しを図った。民主党幹部は両院の主導権奪還に意欲を示した。 下院選は早ければ3日夜(日本時間4日昼ごろ)にも大勢が判明する。上院選は両党の勝敗が決するまでに数日以上かかるとの見方がある。両院選のほか、州知事選なども一斉に実施される。Advertisement トランプ氏は2日、首都ワシントンで演説し、昨年1月に政権復帰を果たしてから「(国民に)約束した以上のことを成し遂げた」と主張。改めて、国境管理の厳格化や大型減税などの「実績」を上げたとアピールした。 過去の中間選挙では大統領の所属政党が苦戦してきたとも述べる一方、2024年大統領選で自身を支持した有権者の相当な割合が投票すれば「地滑り的に勝利できる」とし、投票を呼びかけた。民主党が「米国史上、最も過激で極端な候補者たちを擁立している」と主張し、「米国を憎む政党による支配は許されない」と強調した。 民主党全国委員会のマーティン委員長は2日の声明で、トランプ氏が勤労世帯などを犠牲にして超富豪への特別な優遇などに関心を払ってきたと批判。「民主党はトランプと共和党員に責任を取らせる用意ができている」とし、上下両院の主導権奪還に向けて意気込みを示した。トランプ氏支持率は過去最低水準に 長引く物価高騰(インフレ)などを背景にトランプ氏の支持率が過去最低の水準に沈み、共和党が苦戦を強いられている。 下院(定数435)の改選前議席数は共和党(無所属1議席を含む)219議席、民主党214議席、欠員2で、全議席が改選となった。選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」(CPR)は、民主党は過半数(218)の議席を上回る230~240議席を獲得すると予測する。 上院(定数100)の改選前議席は共和党53議席、民主党47議席(無所属2議席を含む)で、補選を含め35議席が改選対象。CPRは2日公表の分析で、接戦としてきた中西部ミシガン州を民主党の優勢と変更した。同州を巡り1日に民主党内の内紛が表面化したものの、CPRは変更手続きは内紛前から進めており、「この件で判断は変わっていない」としている。 民主党は14議席、共和党は15議席で優勢で、南部テキサス州や中西部オハイオ州など6州は接戦と分析する。【ワシントン金寿英】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「草の根支援」と「世界一裕福な男」の対決 激戦の米テキサス州関連記事【最新記事】