自民党本部に火炎瓶、被告が法廷で「日の丸」破る 東京地裁の初公判

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2026年11月2日 14時24分黒田早織首相官邸前の柵に突入した車両を調べる警察官ら=2024年10月19日午前9時39分、東京・永田町、朝日新聞社ヘリから、相場郁朗撮影 東京・永田町の自民党本部に火炎瓶を投げ込んだなどとして火炎瓶処罰法違反などの罪に問われた男(51)の初公判が2日、東京地裁であった。被告が法廷に持ち込んだ「日の丸」を破るなどした一幕があり、直後に裁判は約30分にわたり休廷した。 男は臼田敦伸被告で、法廷で認否は示さなかった。弁護側は裁判を打ち切る「公訴棄却」を求めた。起訴が有効だとしても、起訴内容について全て争うとした。 被告は2024年10月19日午前6時ごろ、自民党本部に火炎瓶5本を順次投げ込み、その後に首相官邸前の防止柵に車で突っ込むなどしたとされる。殺人未遂や火炎瓶処罰法違反、器物損壊、公務執行妨害、自己所有建造物等以外放火の罪で起訴された。事件が起きたのは衆院選の期間中だった。 被告は裁判の冒頭で、「裁判長から起訴内容に間違いはないか」と問われたが答えず、立ち上がり、封筒のようなものから紙で作ったとみられる「日の丸」を取りだした。「これは国旗国歌法に基づき作った日章旗です」と述べ、その場で続けざまに2枚破った。「紙片」は床に散らばった。 その後3枚目を出したうえで、ズボンの中からチョコレートのような茶色い物体を出して口にほおばり、国旗で拭った後に「以上です」と述べた。 弁護側は、検察官が職権を乱用し事件を歪曲(わいきょく)しており、裁判所も適正な手続きをしなかったとして起訴は無効だと主張した。 検察側は冒頭陳述で、被告は2009年ごろから、選挙に立候補する際の供託金制度は違憲だとして裁判を起こしたり、SNSで供託金制度や既存政党を批判する投稿をしたりしていたと主張。24年ごろから火炎瓶の製造方法を調べて材料を購入した、などと指摘した。 この事件では東京地検が被告について約3カ月間の鑑定留置を実施。刑事責任が問えると判断して起訴した。被告は逮捕後、黙秘していたという。 公判は全15回が予定されており、判決は12月9日に言い渡される。【今ならキャンペーン価格】有料記事が2カ月間 月額100円で読み放題!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、ジェンダー、中国、精神医療・ケア関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月2日 (月)防災庁、きょう誕生スズキがホンダ・日産抜く眼科で視力検査 経験なし多数11月1日 (日)訪日客の免税制度を変更都道府県立高 145校閉校へセキュリティー人材 争奪戦に10月31日 (土)ICC赤根所長に単独取材物価上昇率「2%到達」ジャングリア 赤字決算10月30日 (金)本の発売、大阪も1日遅れに?ガソリン補助、12月から縮小スペインで列車が衝突・脱線トップニューストップページへ特殊詐欺G「トップ」逮捕 被害22億円か、報酬の分配割合を決定?11:30713万通超の不審メール確認 「アララメッセージ」不正アクセスで14:18スペイン列車事故、日本人1人の死亡確認 スペイン当局発表9:33自民党本部に火炎瓶、被告が法廷で「日の丸」破る 東京地裁の初公判14:24米中間選挙の激戦地ミシガンで民主党が内紛 トランプ氏も介入の構え13:30GMOが15時半から会見、5つのポイント 不正アクセスの全容は…11:00