無地の理由は…? 成田空港で今だけ見られる「白い飛行機」

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機体全体が白一色で塗装されたジェットスター・ジャパンの新造機=千葉県成田市で2026年10月29日午後3時10分、合田月美撮影 成田空港に白一色の旅客機が相次ぎ飛来し、話題を集めている。成田が拠点の格安航空会社(LCC)で、今年2月にブランド刷新が発表されたジェットスター・ジャパンの新造機だ。製造途中にこの発表を受けて急きょ機体デザインも「白紙」になった。当面、このまま国内外の人気路線で運航される。 「ホワイト塗装機」と名付けられた旅客機は、232人乗りの小型機エアバスA321LR機だ。社名などが入らない商用機はめったに見られないといい、空港や周辺で愛好家が待ち構える中、ドイツの工場から1機目が10月29日午後に到着。31日には2機目が飛来した。Advertisement ジェットスター・ジャパンは日本航空と、豪州のLCC・ジェットスター社の親会社であるカンタスグループの出資で2011年に設立された。現在、国内18路線、国際7路線を運航する。今年2月、カンタスグループに代わって日本政策投資銀行が経営参加することが発表され、ブランド名をカンタスグループに帰属する「ジェットスター」から変更することになった。ジェットスター・ジャパンのA321LR機。ホワイト塗装機もこうなるはずが、新ブランド移行で白一色塗装になった=千葉県成田市で2026年10月29日午後2時19分、合田月美撮影 新ブランドは2027年1月ごろ発表される予定だ。そのため、製造途中の新造機2機について、将来どんなデザインになっても塗り替えやすいよう白一色にした。ただし、機体の一部部品は塗装の変更が間に合わなかったため、従来のオレンジ色が残る。 既存のA320機(180人乗り)についても、垂直尾翼などに描かれたジェットスターのロゴを見えなくするため、暫定塗装を進める。 ジェットスター・ジャパンの荻原康之技術部長は「新ブランドの機体デザインがどうか、白基調でありますように」と話す。ホワイト塗装機も暫定塗装機も、新ブランドの決定後に再塗装する計画だ。それまでは目を引く特異な塗装が、新ブランドへの移行をアピールしている。【合田月美】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。