ノースサファリ、撤去期限過ぎても残る獣舎 動物は別運営会社へ

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ノースサファリサッポロに立ち入り検査に入る札幌市の担当者=札幌市南区で2026年11月2日午前9時56分、水戸健一撮影 札幌市の市街化調整区域に無許可で開設され、20年間の営業を経て2025年9月に閉園した南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」は10月31日に市が出した違法建築物の除却命令の期限を迎えた。市は2日の立ち入り検査で22棟の建築物が残っていることを確認。近く除却命令の履行を催告する。 ノースサファリを巡っては市が3月、都市計画法に基づく除却命令を出した。運営するサクセス観光は「相当の期限」として27年11月末までの延長を求めたが認められず、26年6月に不服審査請求を行った。請求は第三者機関の市開発審査会が10月に棄却した。Advertisement 2日は市の担当者7人が立ち入り検査を実施。10月9日時点で25棟あった建築物は22棟に減っていた。物置が撤去されたものの、主に動物のいる獣舎が残っているという。ノースサファリサッポロに立ち入り検査に入る札幌市の担当者=札幌市南区で2026年11月2日午前9時56分、水戸健一撮影 現地を確認した市開発指導課の坪田修一課長は「除却命令の履行期限がすでに過ぎている」と強調。今後、刑事告発や行政代執行も視野に入れ、指導を続けるという。 一方、サクセス観光は、東京の投資会社が立ち上げた「北海道アニマルワールド」に運営を引き継ぐ方向で調整を進めている。アニマルワールドは従業員や200匹を超える動物を引き受ける方針。移転候補地は札幌市内や近郊で数カ所あるという。 サクセス観光は市に建築物の撤去を進める意向を示しているものの、動物の飼育環境の維持などのため、大幅に減らすことが難しいとしている。【水戸健一】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。