読む政治:Xは積極投稿も批判多く、動画は肯定多いが…高市氏のSNS戦略

Wait 5 sec.

ガソリン補助金の縮小を表明し、取材に応じる高市早苗首相=首相官邸で2026年10月29日午後7時2分、猪飼健史撮影 高市早苗首相は自身のX(ツイッター)で、政策に関する見解などを積極的に投稿している。発信力の目安となるフォロワー数は307万人に上り、石破茂前首相(50万人)や岸田文雄元首相(79万人)を大きく上回る。 首相在任中の投稿は計900件超に達し、今年10月は1日平均2・8件のペース。21日にプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった際に「大至急のお願い」と対応を呼びかけると、表示回数は1億回を超え周知に一役買った。「対話」少なく 投稿は「0時間~3時間睡眠が常態化」していると自身の激務を訴えたり、首相公邸にゴキブリが出たと明かしたりするなど、政策以外の身辺雑記も含めて多岐にわたる。ただ、他のアカウントへの返信など「対話」はほとんど見られず、首相の一方的な発信の場になっている。 SNS分析ツール「メルトウォーター」によると、首相の投稿で最も多用された言葉は「日本」だった。「高市内閣」「自民党」など政権のPRに使われる言葉のほか「中東」「インド太平洋」など外交・安全保障に関する言葉も目立つ。 X全体では、昨年10月の首相就任から1年間に「高市早苗」の文言を含んだ投稿は、「否定的」な内容が34%を占め、「肯定的」の6%より多かった。Xの情報空間で首相に好意的なのは、一部の強固な支持層にとどまるのが現状だ。動画サイトで肯定的評価 一方、ユーチューブでは様相が…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【次の記事】高市政権、広報戦略案を公募 消費減税などで理解拡大狙いか【前の記事】「みのるんー」で動画に閣僚登場も 広報費10倍要求の高市政権関連記事【最新記事】