朗読劇をPRする関係者=北九州市小倉北区で2026年10月22日午後3時10分、橋本勝利撮影 北九州市立松本清張記念館(小倉北区)がプロデュースする「松本清張朗読劇シリーズ」が11月15日、市科学館「スペースLABO」(八幡東区)のプラネタリウムで上演される。これまで記念館で開いてきた人気企画を初めて館外で開催。わずかな照明と音響を生かした没入型の演出で、清張文学の新たな魅力を届ける。 松本清張(1909~92年)が支援、交流してきた劇団「前進座」が朗読を担う。劇団の拠点である東京都武蔵野市周辺は清張作品でも描かれるなど関係性も深く、劇団員たちは全国各地で朗読劇を上演している。前進座の柳生啓介さん、浜名実貴さん、中嶋宏太郎さんが照明の切り替えや緊迫感のある音響を生かして重厚な物語世界を立体的に表現する。Advertisement 主催する記念館友の会の平野啓子さんは「従来の朗読劇も臨場感にあふれているが、プラネタリウムならではの演出で、これまでにない魅力を感じてもらえると思う」と語る。 公演は2部制。第1部(午後2時から)では「支払い過ぎた縁談」と代表作「砂の器」を、第2部(午後4時半から)では「家紋」と、小倉を舞台にした芥川賞受賞作「或(あ)る『小倉日記』伝」を披露する。各部の料金は大人3000円、中学生以下1500円。通し券は大人5000円、中学生以下2500円。申し込みはQRコードから。問い合わせは記念館(093・582・2761)。【橋本勝利】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。